EC戦略2026.11.05TWELVE

EC閑散期対策、売れない月に強い店は何を仕込んでる?

EC閑散期対策、売れない月に強い店は何を仕込んでる?

EC閑散期対策、売れない月に強い店がやる5つのことは?

EC閑散期対策は、値引きで売上を埋めることではありません。次の繁忙期に向けた「5つの仕込み」に時間を使うことなんです。①売上をアクセス数・転換率・客単価に分けて、自分の店の谷とその原因を知る。②既存のお客さまに、到着フォロー→使い方の案内→レビュー依頼→LINE公式の順で届ける。③商品ページを、ファーストビュー→サムネイル→レビューの見せ方→スマホでの読みやすさの順に、一か所ずつ直す。④SNSで、使い方・作り手の裏側・検索される言葉を意識した投稿を積み重ねる。⑤在庫と仕入れ、ページと画像、告知、人手の4つを前倒しで決めておく。この5つです。

クーポンを出すのは、「誰に、何のために、いつまで」を一行で書けるときだけにしてみてください。

大型セールが終わったあと、売上がぴたっと止まる月。広告を増やしても反応が薄くて、「何をすればいいの?」と焦ってしまうこと、ありますよね。ECの閑散期は、どのお店にも必ずやってくるものなんです。

でも実は、売れない月に強いお店ほど、その時期を「次の山への仕込み期間」として使っています。この記事では、うちのチームが現場で取り組んできたEC閑散期対策を、SNSでのファンづくりや商品ページの見直しなど、具体的な手順と失敗しがちなポイントに分けてお伝えしますね。

EC閑散期はなぜ売れない?まず「自分の店の谷」を知ることから

EC閑散期対策の第一歩は、世間で言われる「閑散期」ではなく、自分の店の谷を知ることなんです。谷が来る時期も深さも、商材や客層によってまったく違います。過去の売上と流入を月ごとに並べて「いつ・なぜ落ちるのか」を言葉にしておくと、仕込みの方向がぶれなくなりますよ。

「閑散期っていつですか?」というご相談をよくいただくんですが、正直なところ、答えはお店ごとに違うんですよね。同じ雑貨店でも、ギフト需要が中心ならイベントが終わった直後にぐっと落ちますし、日用品の詰め替えが中心なら波はゆるやかです。季節ものを扱うお店は、シーズンが終わった瞬間に谷が来ます。業界の一般的なカレンダーに合わせて動くと、自分の店ではまだ売れている時期に値下げしてしまう、なんてことも起こりがちなんです。

うちのチームが最初にやる「谷の見つけ方」

手順やること見るポイント
1. 月別に並べるできれば複数年分の売上を、月ごとに表にする毎年同じ時期に落ちているか、たまたまか
2. 売上を分解するアクセス数・転換率・客単価に分けて並べる人が来ていないのか、来ても買われていないのか
3. 流入元を見る検索・広告・SNS・リピーターなど入口ごとに確認するどの入口が細くなっているか
4. 理由をメモする谷ごとに「外の要因」と「中の要因」を書き出す季節やセール前の買い控えか、在庫切れや広告停止か

特に大事なのが手順4なんです。実際の案件では、「閑散期だから仕方ない」と思っていた落ち込みが、よく見ると人気商品の欠品や広告を止めた時期と重なっていた、というケースが少なくありません。これは季節の谷ではなく、自分たちで作ってしまった谷ですよね。逆に、毎年同じ時期にアクセスそのものが減っているなら、それは本当の閑散期。打つべき手がまったく変わってきます。

よくある失敗は、売上の合計だけを見て「この月は弱い」と決めつけてしまうこと。合計だけだと原因が見えないので、対策がセールや値引きに偏りやすいんです。落ち込みが市場全体のものか自店だけのものかを切り分けたいときは、売上が落ちたのは市場のせいか自分のせいかを見分ける記事も役に立つと思います。

楽天に出店しているなら、RMSのデータだけでもここまでの分析は十分できますよ。どの画面で何を見ればいいかは、楽天の無料分析ツールをまとめた記事で詳しく紹介しているので、ぜひあわせて見てみてください。自分の店の谷の形がわかれば、閑散期は「耐える時期」から「次の山に向けて仕込む時期」に変わっていきます。

閑散期に値引きで売上を埋めるのは、なぜ危ない?

閑散期にクーポンで売上を埋めると、その月の数字は整っても、定価で買ってくれていたお客さままで「待てば安くなる」と覚えてしまいます。値引きは即効性があるぶん、やめどきを見失いやすいんです。ここでは、私たちが実際の案件で見てきた「値引き頼みでブランドが疲れていく流れ」をお伝えします。

売れない月が続くと、まずクーポンを出したくなりますよね。その気持ち、すごくわかります。ただ、うちのチームが立て直しに入ったお店では、だいたい同じ順番でつまずいていました。

特に気をつけたいのは、定価で買ってくれていたファンの方ほど「損をした」と感じやすいことなんです。いちばん応援してくれていた人から順に離れていくので、売上の数字より先に、ブランドへの信頼が削られていきます。20代女性のお客さまは、こうした小さな違和感で静かに離れてしまうことも多いので、ブランド離れが起きるNG行動もあわせて見てみてください。

値引きで見えていること裏で起きていること
その月の売上が戻る次の月の注文を前倒しで食べている
新しいお客さまが増える安さで来た方は、次も安さで選びやすい
在庫が動く粗利が薄くなり、閑散期の仕込みに回すお金が減る

もちろん、値引きそのものが悪いわけではありません。在庫処分やお試しのきっかけづくりなど、目的がはっきりしていれば心強い手段です。危ないのは「売れないから、とりあえず下げる」という使い方なんです。クーポンを出す前に、「誰に、何のために、いつまで出すのか」を一行で書けるかどうか、ぜひ確かめてみてください。価格以外で選ばれる理由のつくり方は、価格競争から抜け出す考え方でも詳しくまとめています。

値引きに頼らなくても、閑散期はちゃんと「次の山」の準備に使える時間です。次の節では、売れない月に強いお店が実際に何を仕込んでいるのかを、具体的にご紹介していきますね。

EC閑散期対策、売れない月に強い店は何を仕込んでる?のポイントを4コマでまとめたイラスト

新規より先に、既存のお客さまに何を届ける?

閑散期は、広告で新しいお客さまを呼んでも費用に見合う成果が出にくい時期なんです。だからこそ、一度買ってくれた方との関係を深める「リピートの土台づくり」に時間を使うのがおすすめです。届けるものは、到着フォロー、使い方の案内、レビュー依頼、LINE公式での再接点の4つで、この順番が大切になります。

繁忙期は発送をさばくだけで手一杯になりがちですよね。購入後のやりとりまで手が回らなかったお客さまにこそ、閑散期はていねいに向き合えるんです。うちのチームでは、次の流れで整えていきます。

届けるものタイミングの目安ポイント
到着フォロー商品が届いたころお礼と、困ったときの問い合わせ先を短く伝える
使い方の案内使い始めて数日後写真や短い動画で、よくあるつまずきに先回りする
レビュー依頼使い心地がわかったころ感想を聞く姿勢で、お願いは一度だけにする
LINE公式への案内レビュー依頼のあと登録すると何が届くのかを具体的に書く

いちばん多い失敗は、商品が届いた直後にレビューをお願いしてしまうことなんです。まだ使っていない段階では書きようがなく、「急かされた」と感じさせてしまいます。先に使い方の案内を届け、満足してもらえてからお願いする流れにすると、内容のある声が集まりやすくなります。依頼文の作り方はレビューを集める店の工夫でも詳しくまとめています。

LINE公式は、登録してもらうことより「登録後に何を送るか」を先に決めておくのが大切です。セールの告知ばかりだと、通知を切られてしまいやすいんですよね。使い方のコツ、季節に合わせたお手入れ、スタッフの愛用ポイントなど、売り込みではない情報を混ぜてみてください。20代女性に読まれる配信の考え方は20代女性に届くLINE公式の使い方が参考になります。リピートの仕組み全体を見直したいときはLTVを伸ばす施策もあわせてどうぞ。

閑散期にまいた種は、次の繁忙期に「またこのお店で買いたい」と思ってもらえる下地になります。売上の数字にすぐ表れなくても、お客さまとの距離が縮まった実感は、きっと次のシーズンの自信につながりますよ。

商品ページの見直しは、閑散期にどこから手をつける?

閑散期は、繁忙期には触れにくい商品ページを落ち着いて直せる時期なんです。手をつける順番は「ファーストビュー→サムネイル→レビューの見せ方→スマホでの読みやすさ」。お客さまの目に入る順に直すと、少ない手数でも効果を確かめやすくなります。

セール直前に慌てて画像を差し替えたら、かえって売れなくなってしまった。そんな経験はありませんか? 実際の案件でも、繁忙期の急な修正は検証する余裕がなく、「結局どれが効いたのか分からない」まま終わってしまうことが多いんです。閑散期なら一か所ずつ変えて、反応を見ながら進められますよね。

うちのチームが見直しのときに使っている優先順位を、チェックリストにまとめました。

優先度見直す場所チェックすること
1ファーストビューの画像誰のどんな悩みを解決する商品か、一枚目だけで伝わるか。文字を詰め込みすぎていないか
2サムネイル検索一覧でほかの商品と並んだときに埋もれないか。背景や構図がまわりと似すぎていないか
3レビューの見せ方サイズ感や使い心地など、迷っている人の背中を押す具体的な声を拾えているか。低評価への返信が放置されていないか
4スマホでの読みやすさ画像内の文字がスマホで読めるか。スクロールが長すぎないか。購入ボタンまで迷わずたどり着けるか

見直すときは、次のポイントも意識してみてください。

一枚目で何を伝えるかの考え方は20代女性に選ばれる「最初のひと目」のつくり方、ページ全体の改善手順は商品ページの転換率を上げる見直し方でも詳しく紹介しています。

閑散期にじっくり整えたページは、次の繁忙期に流れてくるお客さまをしっかり受け止めてくれます。売れない月こそ、お店の「土台」を育てるチャンスなんです。

SNSで20代女性との接点を「育てる」には何を投稿する?

閑散期は、売り込みを控えて「このお店、なんだか好きかも」と思ってもらう種まきの期間なんです。使い方の投稿、作り手の裏側、検索されやすい言葉選びの3つを積み重ねておくと、繁忙期に思い出してもらえるきっかけになります。

売れない月こそSNSで「今だけ」「残りわずか」と打ち出したくなりますよね。ただ20代女性は売り込みの空気にとても敏感で、すぐにスワイプしてしまうことが多いんです。そこでうちのチームでは、閑散期の投稿は購入への導線をあえて控えめにして、「保存したくなるか」を基準に企画しています。

1. 使い方投稿は「生活のワンシーン」で見せる

機能の説明よりも、朝の支度の流れやひとり暮らしの部屋での置き場所など、見る人が自分に重ねられる場面で撮るのがおすすめです。冒頭で変化や結論を見せると、最後まで見てもらいやすくなります。冒頭の組み立て方は20代女性に届く「最初の3秒」の作り方にまとめています。

2. 裏側の発信で「人」を見せる

梱包している手元、新色の試作で迷っている話、スタッフが私物として使っている組み合わせなど。作り込んだ広告写真より少し素の部分のほうが、親近感や信頼につながりやすいんです。

3. 探される言葉を画面とキャプションに入れる

TikTokやインスタは、検索の場としても使われています。ブランド名ではなく「乾燥肌 下地」のように悩みや場面の言葉で探されるので、その言葉をテロップ・キャプション・ハッシュタグにそろえて入れてみてください。考え方は20代女性のTikTok検索の記事も参考になります。

よくある失敗見直し方
毎回の投稿にクーポンや価格を載せる告知は数本に1本にして、残りは役立つ内容に
売れないからと投稿を止めてしまう無理のない頻度でいいので途切れさせない
繁忙期だけ急に話し方が変わる閑散期から同じトーンで話し続ける

種まきの成果はすぐ売上に出ないので、不安になる気持ちもよくわかります。それでも実際の案件では、閑散期にコツコツ発信していたお店ほど、繁忙期に「前から気になっていました」という声が届く手応えがあるんです。焦らず、好きになってもらえる投稿を一本ずつ重ねていきましょう。

次の繁忙期に向けて、閑散期のうちに決めておくことは?

大型セールや年末商戦の売れ行きは、直前の頑張りよりも「閑散期のうちに何を決めておいたか」で差がつくんです。在庫と仕入れ、ページと画像、告知の段取り、人手の4つを前倒しで固めておけば、繁忙期は「回すだけ」の状態に近づけます。セールや行事の日程は、必ず各モールの公式発表を確かめてから計画に落としてみてください。

在庫と仕入れは「前回の振り返りメモ」から決める

繁忙期によくある失敗は、売れ筋が途中で欠品してしまい、広告費だけが出ていくパターンなんです。反対に、強気に仕入れた商品がセール後に残って、結局値引きで処分することになるケースもありますよね。閑散期のうちに、前回の繁忙期で「欠品した商品」「余った商品」「想定外に伸びた商品」を書き出しておくと、仕入れの判断がぐっと具体的になります。仕入れ先の納期や、支払いのタイミングも一緒に確認しておくと安心です。お金の流れについては売上より手元資金を見る考え方も参考にしてみてください。

ページと画像は「差し替えるだけ」にしておく

セール用のバナーやギフト向けの訴求画像、商品ページの冒頭文は、繁忙期に入ってから作ると、どうしても仕上がりが粗くなったり公開が遅れたりします。実際の案件でも、直前に慌てて作ったバナーの文字が多すぎて、スマホでは読めなかったということがよく起こるんです。閑散期のうちにデザインの型を決め、価格や日程以外は完成させておけば、本番は中身を入れ替えるだけで済みます。

告知と人手は「逆算の表」にまとめる

告知は、メルマガ・LINE・SNSのどれで、どの順番に何回届けるかを先に決めておくのがおすすめです。あわせて、問い合わせや出荷が重なる時期に誰が何を担当するかまで決めておくと、当日の混乱がぐっと減ります。

準備すること閑散期に決めておくこと繁忙期の直前にやること
在庫・仕入れ欠品・余剰の振り返り、発注量の目安最終発注、入荷の確認
ページ・画像バナーとページの型、訴求の文言価格と日程の差し替え
告知配信チャネルと回数、文面の下書き予約配信の設定
人手担当の割り振り、応援の依頼先シフトの確定

人手の備え方は繁忙期の人手不足への備え方で、年末に向けた具体的な段取りは年末セールの準備の記事でまとめています。閑散期は「売れない月」ではなく、次の山を楽にするための準備の月なんです。できるところから一つずつ、前倒しで進めてみてください。

閑散期対策でやりがちな失敗、あなたの店は大丈夫?

閑散期対策でつまずくお店の多くは、施策の中身より「進め方」でつまずいているんです。施策を一度に詰め込む、効果を測らずに続ける、SNSを急に始めて急にやめる。この3つを避けて「小さく試して振り返る」を回すだけで、閑散期の時間はぐっと実りやすくなります。

時間に余裕がある時期だからこそ、あれもこれも手をつけたくなりますよね。うちのチームも、同じような場面を現場で何度も見てきました。よくあるつまずきを3つご紹介します。

1. 施策を一度に詰め込んでしまう
商品ページの改修、クーポン、メルマガ、SNSを同じ週に始めると、売上が動いても何が効いたのかが分からないんです。次の閑散期に同じ手を打とうとしても再現できず、また手探りから始めることになってしまいます。

2. 効果を測らずに続けてしまう
「なんとなく良さそう」で続けている施策は、やめどきも決められません。始める前に「何が変われば成功か」をひとつだけ決めておくのがおすすめです。見る指標の選び方はブランディングの効果測定とKPIの決め方も参考にしてみてください。

3. SNSを急に始めて、急にやめてしまう
閑散期に毎日投稿を始めたものの、繁忙期の忙しさでぱったり止まってしまうパターンです。20代女性のお客さまから見ると、投稿が途切れたアカウントは「このお店、大丈夫かな」と少し不安に映るんですよね。忙しい時期でも続けられる頻度で始めるほうが、結果的に信頼につながります。

つまずき起きること代わりにやること
一度に詰め込む効いた施策が分からない試すことを一つに絞る
測らずに続けるやめどきを決められない見る数字を先に決める
SNSを急に始めて急にやめるアカウントの印象が不安定になる繁忙期でも続く頻度で始める

私たちが実際の案件で取り入れているのは、次のような小さな回し方です。

一つひとつは地味に見えますが、この記録が積み重なると「うちの店にはこれが効く」という手札が少しずつ増えていきます。完璧な計画よりも、小さく試して振り返る習慣のほうが、次の閑散期のお店をぐっと強くしてくれるんです。まずはひとつ、試すことを決めるところから始めてみてください。

まとめ

閑散期は、売上をじっと我慢する時期ではなく、お客さまとの関係とお店の土台を育てる時間なんです。自店の谷を知り、値引きに頼らず、既存のお客さま・商品ページ・SNS・繁忙期の準備を少しずつ進めていく。その積み重ねが、次に売れる月の伸び方を変えてくれます。

ここまで読んで、「やることが多すぎて、どこから始めればいいの?」と感じた方もいるかもしれませんよね。実は私たちも、新しい案件に入るときは毎回同じ気持ちになるんです。だからこそ、全部を一度に完璧にやろうとしないでほしいなと思っています。まずは、それぞれの取り組みで「小さな最初の一歩」をひとつだけ決めてみてください。

取り組み今週できる最初の一歩
自店の谷を知る過去の売上を月ごとに並べて、落ちる月と戻る月に印をつける
既存のお客さま購入後に届けている連絡を一通だけ読み直し、「お客さま目線で嬉しいか」を確かめる
商品ページいちばん見られている商品の、スマホで最初に目に入る画像と一文を見直す
SNS売り込みではない、使い方や裏側を伝える投稿を一本だけ作ってみる
繁忙期の準備次のセールで主役にする商品と、伝えたい言葉を決めておく

実際の案件で感じているのは、売れない月にこうした準備を続けていたお店ほど、繁忙期に慌てず、値引きに頼らなくても選ばれやすいということなんです。特に20代女性のお客さまは、セールの瞬間よりも、その前に積み重なった「なんだか好き」「このお店なら安心」という感覚で購入を決めることが多いですよね。閑散期のSNSや丁寧なフォローは、その感覚を育てるための大切な時間になります。

既存のお客さまとの関係づくりをもう少し深めたい方はリピートにつながる施策のまとめを、SNSでの接点づくりを考えたい方は20代女性に届くSNSブランディングの記事もあわせて読んでみてください。

売れない月は、不安になって当然の時期です。でも、その時間にお店の「らしさ」を磨いておけば、次の繁忙期はきっと今までと違う景色になるはずなんです。谷の月こそ、お店が一番育つ月。うちのチームも、現場で一緒に手を動かしながら応援しています。できるところから、ひとつずつ始めていきましょう。

よくある質問

Q. ECの閑散期はいつですか?

A. 閑散期の時期はお店ごとに違うんです。ギフトが中心のお店ならイベントが終わった直後に大きく落ちますし、日用品の詰め替えが中心なら波はゆるやかです。季節ものを扱うお店は、シーズンが終わるとすぐに谷が来ます。業界の一般的なカレンダーではなく、自分の店の売上を複数年分、月ごとに並べて確かめてみてください。

Q. 閑散期にクーポンを出して売上を埋めてもいいですか?

A. 目的がはっきりしていれば心強い手段です。ただ「売れないから、とりあえず下げる」使い方はおすすめできません。リピーターさんが次の配布を待つようになって、翌月以降の谷がかえって深くなりやすいんです。定価で買ってくれていたファンの方ほど「損をした」と感じやすいので、誰に・何のために・いつまで出すのかを決めてから使ってみてください。

Q. 売上が落ちたのは閑散期のせいか、どう見分けますか?

A. 売上をアクセス数・転換率・客単価に分けて、検索・広告・SNS・リピーターなど入口ごとに確認してみてください。毎年同じ時期にアクセスそのものが減っているなら、本当の閑散期です。人気商品の欠品や広告を止めた時期と重なっているなら、お店の中に原因がある谷なので、打つべき手が変わってきます。

Q. 閑散期のSNSは何を投稿すればいいですか?

A. 売り込みは控えめにして、「保存したくなるか」を基準に考えるのがおすすめです。生活のワンシーンで見せる使い方の投稿、梱包やスタッフの愛用品といった裏側の投稿、そして悩みや場面の言葉をテロップ・キャプション・ハッシュタグに入れた投稿の3つを積み重ねてみてください。告知は数本に1本くらいで十分です。

Q. 次の繁忙期に向けて、閑散期のうちに決めておくことは?

A. 在庫と仕入れ、ページと画像、告知の段取り、人手の4つです。前回の繁忙期で欠品した商品や余った商品を書き出して仕入れを決め、バナーは価格と日程以外を完成させておきます。告知の順番や担当者まで表にしておけば安心です。セールの日程は、各モールの公式発表を確かめてから計画に入れてくださいね。

← COLUMNに戻る
その「次の一手」、もう自分で考えなくていい。

楽天・Yahoo!・Amazon・Shopifyのデータから、今週やることを根拠つきで。
承認するだけで販促まで動く、EC運用アシスタント「BEE」です。

BEEを見てみる 人に相談したい方はこちら