「何をするか」より「何をやめるか」の方が、EC売上改善に効くことがあります。売れてる店舗が手放した5つの習慣を現場視点でご紹介します。

売れてるEC店舗が、絶対やらない5つのこと

売れてるEC店舗が、絶対やらない5つのこと

売れる店舗に共通する「やらないこと」

EC支援をしていると、売上が伸び続ける店舗と、横ばいや下落が続く店舗のパターンが見えてきます。

面白いのは、伸びている店舗が「特別なことをしている」というより、「余計なことをやめている」ケースが多いことなんです。

「何をするか」だけを考えていると、どんどん施策が増えて、チームも疲弊して、最終的にどれも中途半端になります。売れている店舗は、やることを絞ることで、やることの質を上げています。今日はその「やらないこと」5つをご紹介します。

① 全商品に力を入れることをやめている

「商品が多いほど売れる可能性が上がる」は、ある意味正しいですが、全商品に同じ熱量をかけることはできません。

売れている店舗はまず「勝ち商品」を決めます。売上の80%を作っている2〜3品を特定して、そこにページ改善・広告・在庫・レビュー対策のリソースを集中させます。残りの商品はある程度放置でも、トップが強ければ店舗全体の評価が上がる。

死に筋商品を切る決断も早いです。「もしかしたら売れるかも」でページ枠と在庫コストを消費し続けることをしません。

② 競合の価格を追いかけることをやめている

値下げ競争に参加することをやめた店舗から、利益率が改善するケースを私たちは何度も見てきました。

競合より100円安くする→競合がさらに下げる→また下げる……この無限ループに入ると、利益がどんどん削られます。しかも最安値競争に慣れたお客様は、次も最安値を求めて移動します。リピーターではなくハンターを集めることになるんです。

売れている店舗は「なぜうちで買うのか」を別のところで作ります。商品説明の丁寧さ、梱包のこだわり、サンクスメールの温かさ——そういった部分で「この店が好き」を作って、価格比較をされにくくしています。

市場価格より高くても売れるブランディングの方法はこちら

③ 広告費を「増やせば売れる」と考えることをやめている

広告は「売れているものをもっと売る」ためのツールです。「売れていないものを売る」ためには使えません。

売上が伸び悩んでいるときに広告費を増やしても、売れない商品ページに人を集めるだけで、費用対効果は下がるばかりです。

売れている店舗は、広告を増やす前に「なぜ今売れていないか」を分析します。商品ページの問題なのか、価格の問題なのか、レビューの問題なのか——根本を直してから広告をかける、この順番を守っています。

広告費率(売上対比)を常に管理していて、10%を超えそうになると一度立ち止まる習慣も共通しています。

楽天RPP広告の適正予算の考え方はこちら

④ 「とりあえずやってみる」をやめている

新機能、新しい施策、他店の成功事例——ECには毎週何かしら新しい情報が入ってきます。それを片っ端から試す店舗と、取捨選択できる店舗では、半年後に大きな差が出ます。

売れている店舗は施策を実行する前に必ず「これをやる目的」「成否を判断する指標」「やめる基準」を決めます。ゴールが不明確な施策は、効果があっても再現できないし、効果がなくても気づけません。

「やったけど何もわからなかった」施策を繰り返すより、1つの施策から学びを取り出す方が、長期的に速く伸びていくんです。

⑤ 数字だけを見ることをやめている

これは意外に思われるかもしれませんが、売れている店舗はレビューのコメント、お客様からの問い合わせ内容、SNSの反応を、数字と同じくらい大切にしています。

「梱包がかわいかった」「説明書が分かりやすかった」「スタッフの対応が良かった」——こういった声の中に、次の施策のヒントがあります。数字は「何が起きているか」を教えてくれますが、「なぜ起きているか」を教えてくれるのはお客様の言葉なんです。

問い合わせを「処理する作業」ではなく、「顧客理解の機会」として見ている店舗は、長期的に強いです。

売れない店舗がやっていること 売れている店舗がやめていること
全商品に均等にリソースを投下する 勝ち商品に集中・死に筋を切る
競合に合わせて値下げし続ける 価格以外の「買う理由」を作る
売れないときに広告費を増やす ページを直してから広告をかける
情報が来たら片っ端から試す 目的と指標を決めてから動く
数字のダッシュボードだけを見る お客様の言葉を数字と同じ重みで読む

まとめ:やめることが、伸ばすことになる

EC運営は情報も施策も多くて、「やること」が増えがちです。でも売れている店舗が共通してやっているのは、「やらないことを決める」ことでした。

手放すことで、本当に大切な施策に集中できる。それが売上の安定と成長につながっていくんです。

「うちは何をやめればいいのか」——そこから始めてみてください。意外とすぐ見つかると思いますよ。

EC事業の売上を伸ばす基本戦略はこちら

EC事業の課題、私たちと一緒に整理してみませんか。
金額自由。期間自由。縛りなし。

実行チームに相談する →
← COLUMNに戻る
まず、話だけでいい。

ECのこと、SNSのこと、どこから手をつければいいかわからないこと。
なんでも聞いてください。

無料相談する サービスを見る

あなたのECショップ、無料診断してみませんか?

10の質問に答えるだけ。スコアと課題が一目でわかる
完全無料のEC診断ツールです。

10問
QUESTIONS
約2分
TIME
無料
FREE
今すぐ診断する(無料)→
登録不要・売り込みなし