
「SNSとECを連動させましょう」とよく言われますが、「具体的に何をすればいいの?」ってなる方も多いんじゃないでしょうか。私たちも最初はそうでした。今回は実際の施策パターンをもとに「OMO」を一緒に考えていきますね。
OMOは「Online Merges with Offline」の略です。「融合」というのがポイントで、単純に「オンラインからオフラインへ誘導する」O2Oとは考え方が違うんですよね。
| 概念 | 意味 | チャネルの関係 |
|---|---|---|
| O2O | Online to Offline | オンラインで認知 → オフラインで購買。流れが一方向 |
| オムニチャネル | 複数チャネルの統合 | 在庫・顧客情報を統合。でもチャネルの「壁」は残る |
| OMO | Online Merges with Offline | オン・オフの境界をなくす。顧客体験を一本化 |
経済産業省の調査によると、2023年の日本国内BtoC-EC市場規模は約24.8兆円で、前年比9.2%増と拡大が続いています。それでもEC化率はまだ約9.8%。つまり約90%の購買はリアルで起きているんです。だからこそ、オンラインとオフラインを分けて考えない「OMO視点」が必要なんですよね。
リアル店舗を持たないEC事業者にとっては、「SNS=オフラインの接点」という感覚が近いんです。SNSは広告ではなく、顧客との「リアルな会話の場」として設計することがOMO的発想なんですよね。
複雑に見えるOMO施策ですが、基本の流れはシンプルなんです。まずこのフローを理解してから、各ステップを最適化していくイメージですね。
| ステップ | 施策例 | 使うツール・手法 |
|---|---|---|
| ① SNSで認知獲得 | Instagram投稿・TikTok動画 | 各SNSの投稿・リール機能 |
| ② 商品ページへ誘導 | プロフィールURL・リンクスタンプ | Linktree・モールURL |
| ③ 購入完了 | 楽天・Amazon・自社ECでの注文 | ECカート・決済 |
| ④ レビュー獲得 | 購入後にメール・DMで依頼 | メール・Chatwork |
| ⑤ UGCで再拡散 | お客様投稿を公式アカウントがシェア | Instagram・X |
このフローで大切なのは、SNSで「売る」のではなく「知ってもらう」「信頼してもらう」ことなんです。購買の決定はECページで起きますから、SNSはそこへの架け橋と思ってほしいんですよね。
私たちが支援している店舗の中で、InstagramからECへの流入を上手く設計できた事例があります(企業名は非公開)。
結果として、Instagram経由のECアクセスが数ヶ月で前年比約2倍以上になった事例です。「何度も見ていた商品を、クーポン告知で購入」というパターンが多く、接触頻度と購買誘因の組み合わせが効いた事例なんですよね。
Instagramは「映える写真」が大事と思われがちですが、ファンになってもらうには「ストーリー性」のほうが効くんです。「この商品を誰がどう使っているか」の文脈が、購買につながるんですよね。詳しくはInstagram×ECモール連携の記事をご覧ください。
TikTokからECへの流入が生まれたケースも増えてきています。食品系のある店舗では、商品の「使い方動画」を継続投稿した結果、TikTok経由のEC流入が増加した事例があります。
TikTokは「検索エンジン」としても使われていて、「○○ レシピ」「○○ 使い方」で商品を探す人が増えているんです。TikTok×EC Z世代向けの記事も参考にしてみてください。
OMO施策で失敗しやすいパターンも、正直にお伝えしておきますね。
特に③が多いんですよね。SNS→ECの導線は「数字で改善する」ものなので、アクセス解析とSNSの投稿データを並べて見ることが大切なんです。
OMOという言葉は難しそうですが、やることはシンプルです。
SNSとECの連動でお悩みの方は、まずは私たちに相談してみてください。縛りなし・期間自由でお話しできますよ。
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