「EC運用代行って何をしてくれるの?」「自分たちでやるのと何が違うの?」——こういった疑問を持つ担当者さん、最近すごく多いんです。
EC市場が拡大する一方で、モールのルールは複雑化しています。楽天のSEO、Amazon広告の最適化、ページ制作、レビュー管理……全部を自社でやり切るのが難しくなってきていますよね。そこで「運用代行」を検討する企業が増えているわけです。今回は現場視点で基本から費用・選び方まで解説します。
EC運用代行とは、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのモール運営を、専門会社に委託することです。業者によって対応範囲は大きく違いますが、一般的には以下のような業務を代行してもらえます。
| 業務カテゴリ | 具体的な内容 |
|---|---|
| 商品管理 | 商品登録・在庫更新・価格設定・廃番処理 |
| SEO・ページ改善 | 商品名最適化・キャッチコピー・説明文・画像指示 |
| 広告運用 | RPP広告(楽天)・スポンサープロダクト(Amazon)・PRオプション(Yahoo!) |
| レビュー・CS対応 | レビュー促進施策・Q&A対応・クレーム管理 |
| セール対応 | スーパーSALE・プライムデー・5のつく日など |
| レポーティング | 月次売上分析・広告費ROI・改善提案 |
「全部任せたい」のか「広告だけ任せたい」のかによって、選ぶ代行会社が変わります。まず自社で何を外注したいかを整理するのが、最初のステップです。
「結局、自社でやるのと何が変わるの?」というのは正直な疑問だと思います。私たちが実際に両方を経験してきた立場から、率直にまとめます。
| 比較軸 | 自社運営 | 運用代行 |
|---|---|---|
| コスト | 人件費のみ(見えにくいコスト) | 月額費用が明確(比較しやすい) |
| スピード | リソース次第で遅延しがち | 専門チームで高速対応 |
| 専門性 | 担当者のスキルに依存 | モール最新知識を常に保有 |
| リスク | 担当退職でノウハウが消える | チーム体制でリスク分散 |
| 柔軟性 | 社内調整が必要 | 外部なので意思決定が早い |
特に「担当退職によるノウハウ消失」は見落とされがちなリスクです。EC担当が1名しかいない企業だと、その方が辞めた瞬間に店舗運営がストップする——という事態が実際に起きていて、そこから私たちに相談が来ることがよくあります。
モール別・業務範囲別に費用相場をまとめました。あくまで目安として参考にしてください。
| モール | 基本的な費用感 | 成果報酬型の相場 |
|---|---|---|
| 楽天市場 | 月額5〜30万円(固定) | 売上の5〜15% |
| Amazon | 月額10〜30万円(固定) | 売上の5〜10% |
| Yahoo!ショッピング | 月額3〜20万円(固定) | 売上の3〜8% |
| 複数モール一括 | 月額20〜50万円〜 | 要相談 |
業務範囲が広いほど費用は上がりますが、単純に「高いほど良い」ではありません。楽天市場の運用代行費用を詳しく解説した記事もぜひ参考にしてみてください。
運用代行を選ぶときに「実績社数」「料金の安さ」だけで選ぶのは危険です。私たちが重要だと思うポイントを3つ挙げます。
EC代行の中には、実作業を外部に委託している「管理だけ」の会社があります。「自社で実際に手を動かすチームがいるか」を確認することが大事です。
最低12ヶ月契約・中途解約に違約金——というのは少なくありません。「合わなかったとき」に動ける自由度があるかは、事前に必ず確認してください。
「売上はXX円でした」だけのレポートより、「転換率がこう変化した理由はこれで、来月はこれをやります」と書いてある会社のほうが、長期的に成果が出やすいです。
EC運用代行を選ぶ最大の理由は、「自社だけではリソースが足りない」という現実です。担当者を増やすのは時間もコストもかかりますが、代行会社ならすぐに動けます。
大切なのは「何を任せて、何を社内に残すか」を明確にしてから相談に来ることです。私たちは「全部やります」だけでなく、「部分的に手伝う」も対応していますので、気軽にご相談ください。
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