今日はEC-CUBEのお話です。不思議なんですが、独自ドメインのECサイトをEC-CUBEで組もうとする中小企業の方多いんですが、それに対してちょっと警笛を鳴らしたいです…
本当に大丈夫ですか?
まずECサイトの仕組みを考えてみて下さい。EC-CUBEは自分でサーバー借りたり立てるなどして管理しないとダメなんです。仮に外部の業者に保守をお願いするとおそらく安く見積もっても月に5万~10万程度かかりますよ…?
今、僕が上で話した通り、保守が必要なんです。それは自分の会社でやらなければです。EC-CUBEが本領を発揮するのは自分の会社でシステム部を持っている場合なんです。それ以外の企業が安さを求めてEC-CUBEでECサイトを構築するとかなり高くつくので要注意です。(←これ本当です)
EC-CUCEの売り文句である上の2つ。ちゃんと逆の意味を考えてみて下さいね。
最初はGMOなどのメイクショップなどでいいと思います。ECだけちゃんとやれればと言うのではあれば、カラーミーでもいいです。カラーミーを実際使ってるメーカーさん知ってますし、保守も要らず月々の料金は1000円とかですよ。正直EC-CUBEがバカらしくなります。
企業向けの独自ドメインECのシステムで安価な物って結構あります。例えば…▼
沢山だしても迷ってしまうので、企業が独自ドメインのECで使っても遜色ないシステムがこんな感じだと思います。で、本題説明すると、こう言った専門企業が運営してくれるレンタルカートシステムは何が良いかと言うと、何かあった場合、無料でシステム対応してくれます。
いい例が2019年10月からの軽減是率ですね…
EC-CUBEの場合、下手すると数百万とかの改修案件になるケースもあります。実際僕の友人の会社では300万だそうです。軽減税率対応…。
それぞれ、メリットとデメリットを書き出してみます。
メリット
デメリット
良い見方をすると独自のシステム構築がしやすいね。例えば他の企業がやっていない事などを自分の所で独自でやろうとした場合、多分レンタルカードでは難しい。なのでEC-CUBEをそう言った見方をするのはベスト!
でも最近の中小企業の方は安いからとか無料だからと言ってEC-CUBEを選ぶ人いるけど、その場合めちゃめちゃ高くつく可能性があるので注意が必要だね。
メリット
デメリット
レンタルカートは本当に手軽に本格的にECサイトが作れる。また楽天やYAHOOなどと違って当然外部リンクが貼れるので色々出来る。そう言った点では全くEC-CUBEに引けを取らない。でも独自で何かをやろうとすると結構厳しいかもしれない..。
これも凄く勘違いをしてる経営者の方が多いので説明しておきます。良く新しくECサイトを作る場合に他の人から…「SEOは?」とか聞かれるけども…勝てる訳がない。良く考えてみて欲しい、これだけキュレーションやらWEBマガジンサイトが乱立してる中、ECの商品説明だけで、かつ商品数も1000点とか2000点で何故勝てると思う???
と、言う事。
なのでこれからの時代、ECサイトを作るならそれとは別に集客用のメディアを持つべきだし、もたないと人が呼べないんです。それくらい今のネットの集客って大変なんですよ。
女性に有名な「キナリノ – 暮らしを素敵に丁寧に。」と言うメディアがありますよね?これはカカクコムが運営するメディアですが、元々は「キナリノモール – 暮らしを素敵にするモノを集めたショッピングモール」と言うショッピングサイトあります。そのキナリノモールだけでは集客が弱いので立ち上げたのがキナリノだった訳です。
ここで聞いて欲しいのが、カカクコムの力をもってしても厳しい訳です。なのでメディアを別で立ち上げた訳で、それにより売り上げはなんと4倍だそうです。僕が上で言った③ですね!
メイクショップなんかはEC機能がメインですが、ワードプレスをくっつける事が可能です。そう言ったように「EC+何か」必要な時代です。
多分、売れないです。ならECでは無く集客装置であるオウンドメディアをその分構築した方が絶対良い訳です。YOUTUBEチャンネルとかね。一度WEB上で人だまりを作ってしまえば、そこでいくらでもマネタイズは可能ですし、間違いなくそうなると他の企業からお金を出してきます。受け皿から作るのか?人だまりを作って送客するのか?今一度考えてみませんか^^。
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