株式会社トゥエルブの代表やまねです。
この記事を読んで頂いてると言う事は、楽天市場にすでに出店されていて、売上のアップに困っている方としてこれからの記事を書いていきますね。参考になれば良いのですが。
楽天市場で売り上げを上げるためには、まず楽天市場を理解しましょう!これは大前提です。自分が戦っている戦場の事を理解できてなければ正しい判断ができません。まず、楽天市場に出店したら覚えておきたい数字達をを下にまとめますね!
独自ドメインでネットショップを運営している方からすると信じられ無い数字ですが、これが楽天市場です。悔しいですが日本一売れるシッピングモールと言うのは本当なんです。まずはこの数字を理解してください。
さて、ではここからが本題です。どうやって楽天市場で売り上げを上げていくのか?と言う事。ちなみにここに書いてある事をすべて対応して頂ければ確実に売り上げは上がります。ですが、簡単そうで以外とそうもいかないから難しい。
例えば「あす楽」対応。これを対応するだけで間違いなく楽天SEOは優遇されますが、企業や出店者はこれを意外と軽く見ます。で、どうしてるかと言うと、こういった長期的メリットを後回しにして広告にお金をつぎ込む訳です。上はあくまで一例ですが、そのあたりを踏まえてこの記事を読んでくださいね。
僕のところにコンサルタントの依頼が来るショップ様でも出来てない店舗が多く、実はRPPを安く回すためにも楽天検索から流入を取る為にも必ず最初に手を付けたい部分となります。どういう事かと言うと、商品ページをしっかり作る事でRPPのキーワード指定の入札額が安くなります。それは広告品質が向上するからです。また、当然楽天サーチからの流入も増えます。
ですが、商品ページを作ったとしてもすぐに結果が出るわけでは無いんです。少なからず3か月程度は見る必要があります。(グーグルだと半年から1年かかるので、それだけでも楽天は楽ですよ)ここでどの程度、具体的な事をやれば良いのか?と言う事ですが以下を参照してください。
ここでの広告は当然売るための広告でもありますが、もう一つの理由は楽天サーチのSEOを強めるためのものとなります。特に商品ページを作りこんだ商品はRPPでも少しCPCが安くなります。それは商品ページに含まれるキーワードがしっかりしているから「広告品質」が良くなるからなんです。
「広告品質」が良くなると、RPPでのCPCが多少優遇される
これを覚えておいてください。ここからはRPP広告を実際にどう設定すれば良いのか?と言う事ですが、以下を参照してください。
これで様子を見ます。
商品ページのつくり込みとRPPの設定だけでも大分検索に強くなり、じっくり数字が伸びてきます。これは間違いなく言い切れる事実です。
Aと言う商品がありました。このAと言う商品は「スーツケース 機内持ち込み」と言うワードで上位を狙っています。普通で考えるとこのキーワードを商品名や説明文に入れればOKと思っている人多いと思います。
でもね…
これだと50点なんです。
もっと大事な事はそのキーワードで流入させて購入させる事が一番大事。さらに補足すると、なにも楽天サーチからそのキーワードで流入させなくてもショップ内検索を使えばいいんです。ショップ内検索で「スーツケース 機内持ち込み」と検索してAの商品が売れてもOKなんです。楽天はショップ内検索からのコンバージョンも数値としてみてます。分かりますでしょうか?
なにも楽天SEOは商品にキーワードを入れるだけではなく、狙いたい検索ワードでいかに検索させてかわせるか?がとても重要なんです。
ここで大事な事は、その狙いたいキーワードがちゃんと商品の中にはいってるか?仮に検索結果を活用して希望の商品売れても、その商品の中にキーワードがちゃんと含まれてないと意味が無いんです。なので売り上げに困っている店舗さんはほぼ商品ページのつくり込みがされていません。商品ページのつくり込みのメリットは本当に大きくて以下の通りになります。
これだけです。
これをやるだけで少なからず流れが変わります。
ただしここで1点注意したいことがあります。それはキーワードがちゃんと狙えてるかどうか?もしわからない人は楽天のECCにこうやって聞いてデータを出してもらいましょう「うちのお店が所属するカテゴリーの店舗でどのキーワードが良くコンバージョンしてますか?出来たらデータで頂く事はかのうですか?」と聞いてください。
ほとんどのECCなら何らかのデータを出してくれます。そのデータをもとに商品ページから作りこむ事をやると間違いないと思います。
ネットショップは新規ユーザーとリピートユーザーの施策を常に行っていかないと売上は絶対に上がりません。新規ユーザーが良くとれていてもリピーターがいないと広告費ばかりかかりますし、リピータが多くても新規がいないとゆっくり数字は下がってきます。楽天のリピート施策は簡単です。
「サンキュークーポン」を配布しましょう!
自動で配布してくれるし、条件設定も可能です
(例)今回3000円以上購入してくれた人に次回使える200円オフクーポン
などど、金額で縛れますし、次回の値下げ率も金額と%のどちらでも設定可能。しかも自動配布。一番最初に書きましたが、楽天市場のリピート率は異常です。見方を変えると売上が行き詰っている店舗いは必ずと言っていいほどリピーターがいません。逆にリピーターがいる場合、今の売上に30%のリピーターの売り上げが乗りますからね。
金額は商品によりますが、売上を上げる事はリピーターを作る事と言っても良いほどです。リピーターがいるお店の広告費は新規と違い使い方が明確で楽なんです。
クーポンアドバンスのシステムを思い出してみましょう!
この広告の基本は、一度商品を見た人に対してほかの場所でクーポンを自動計算で露出する事。
▼ 元々クーポンアドバンスの使い方としては以下の通りです。
商品を見たユーザーが、何らかの理由で今回の購入はなし。でもそのユーザーを逃さないため、少し安く提供し、あとから買ってもらうためのシステム。
クーポンアドバンスの事を単なるクーポン広告と思っている人、勉強が足りませんよ。クーポンアドバンスはリターゲティング能力があるので、逃したユーザーをここで刈り取ります。ここまで手を回せばあとは待つだけ。
商品によってはRPPが効果的な場合とクーポンアドバンスが効果的な場合と違ってきます。そこは自分の力で見極めましょう。もしコンサルが必要ならいつもで呼んでください!^^
これだけは言い切れるのが、売れない店舗ほど「何もしてなかったり」「難しく考えすぎ」なケースがほとんど。でもこの記事を振り返ってみて出来てない事ありませんか?また、意味を間違って理解していた事ないですか?
当たり前のことを当たり前にやる、そこにショップ内検索の使い方などのちょっとした知恵で大きく売上って改善します。それが楽天市場のいい所なんです。
ここで書いた方法で初心者のお店はほぼ改善します。僕が今、ECコンサルタントを受けさせて頂いてる店舗様も改善してます。そのくらい大事なことだと思ってください。
たまに広告費が無いという店舗様もいます。その場合は時間をかけましょう、商品ページを他社の3倍作りこみましょう。負けてる分は自分の力で取り返す。そうでないと何時まで経っても売り上げは絶対伸びませんよ。
ECコンサルや店舗運営、
どんな事でもお気軽にご相談ください。
商品開発からのご相談もお受けしております。