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ネットショップの運営をする時、適切な数字が頭に入って無いと作業自体が正しいのかの判断ができない。まずはネットショップ担当者のやるべき事は数字の理解。

#EC攻略Blog

先日、新規のクライアント様との打ち合わせの時、こんな会話がありました。「日々作業をしているのですが、数字がちゃんと理解出来てないので、その作業が本当に効果があるのかが、わからないんです。」

これはWEB業界やEC業界では意外とよくある事なんです。

例えば広告の最適化をしたいので、リスティング広告や楽天市場のRPPなどの広告をいじってもっと効果が出るようにしたとします。でも、その変更後、しっかり定点観測しないと効果自体がわからないので自分に知識が貯まって行かないだけでなく、作業自体が無駄になります。

今日は楽天市場に絞って、各項目ごとに目指したい数字をちょっとまとめて行きます。

https://12corp.co.jp/2022/02/13/equation

上記の記事は今日の記事を読む前に読んで下さい。

楽天市場で月商300万円を超えてない店舗はこの数を目指そう

では、具体的に楽天市場で月商300万円以下の店舗様をターゲットにして数字を出して行きますね。ただし、これから各数字は当然、どんな商品を扱っているかで変わりますので、あくまで参考として下さいね。

アクセス人数

アクセス人数は月間で「10,000人〜30,000人」を目標にしましょう。売り上げで一番大事な事は安定して大きなアクセスがある事となります。また、売れてない店舗様は間違いなくアクセス人数が少ないです。まずは楽天市場だけで言えば10,000人〜30,000人を目指しましょう!

転換率

5%を最低ラインとして7%〜10%を目指す。当然CVR(転換率)が5%の場合と10%の場合だと売り上げが倍違います。まずは一旦安定して5%はしっかり確保したいですね。独自ドメインECの場合だと1%でも良い方となります。それを見ると楽天市場がどれだけ特殊なのかが分かりますね。

平均客単価

これは店舗様により変わるので割愛しますね。

リピーターの客単価

実は楽天市場で売り上げを作る上で欠かせないのがリピーターの客単価です。狙う数字は新規ユーザーの客単価の1.5倍となります。楽天ならRMSの店舗カルテ内「新規・リピート別購入顧客」で確認が出来ます。逆に新規ユーザーの客単価の方が高い場合、何かしら問題があると思います。見直して見て下さいね。理由は色々ありますので。

新規ユーザーとリピートユーザーの割合

目指す割合で言えば「7:3」で新規が7です。一見リピーターが多い方が良いのでは?と思ってしまいそうですが、その場合新規が取れてないと言う事になります。どんなにリピーターが多い店舗でも新規をしっかり取らないと、売り上げは近い将来枯渇します。ここは注意が必要です。

RPPのROAS

ベストで言えば800% 〜1000%です。でもそれが難しい場合は500%をまず目指しましょう。500%は恐らくキーワード指定をかけて行かないと難しくなる数字です。キャンペーンで一括で全商品を回している店舗様は無駄うちの可能性があるので注意ですよ。

まとめ

上記はあくまでも参考数値です。当然商材や時期によって変動はしますが、大事なのは楽天市場の平均をちゃんと超えているか?また楽天市場の平均はどのくらいなのかを理解する事です。

もしネットショップの戦略などで困ったり分からない事があれば株式会社トゥエルブにお気軽にご相談下さい。また人材不足で店舗運営に手が回らない企業様も格安で店舗運営代行をお受けしております。宜しくお願いいたします。

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