今日はECコンサルタントして、また元メーカーのEC事業部担当として感じる持論です。そう、あくまで持論なので話半分で読んでくださいね。
ソフトバンクの孫社長がYAHOOショッピングの出店料や販売手数料の無料化である「Eコマース革命」から大分経ちましたね。今企業のEC担当者の方でも若い方は知らないかもですね。
このEコマース革命の後、個人事情主の方や個人の方はYAHOOにかなり出店し、一次出店窓口がパンクしましたね。今となっては懐かしいです。
当然と言えば当然ですね。YAHOOショッピングは今でも売れなければ無料なんです。仮に思い切って出店してもなにも売れなければお金がかからないし、その分無駄なコストもかかりません。ここまでは良かったんです。
今日、僕がお話したい事はこのRPオプション事なんです。
まずはRPオプションを知らない人の為に簡単に説明します。RPオプションとは、簡単に言うとお金をかけて商品の検索順位を上げてくれるブーストシステムです。
しかも完全に成果報酬なので、商品が売れなければコストがかからない為、比較的沢山のRP料率を設定している店舗は多いと思います。
RPオプション例
それは資本がある企業が入ってきたら検索上位が比較的簡単にとられてしまうという事なんです。楽天市場の場合、小さいお店でも大きな企業のショップに勝つ事は全然可能なんですが、反面YAHOOショッピングはこのPRオプションがある事で、資本がある企業がかなり優位になるんです。
特にYAHOOショッピングのSEOは売上主義なんです。
僕なりのYAHOOショッピングSEO
僕は主にYAHOOショッピングのSEOは上記だと思っています。と、いう事は、積み上げが出来にくいんですね。また新規店舗が多いうえに新規店舗が検索で上位を取るのは至難の業。
下の数字は本業でECコンサルタント時の設定値です。
ざっとこんな感じです。みんな凄いですよね。でもこれって怖くないですっか?
だって、楽天のようにコツコツ積み上げて検索を上げて行っても、YAHOOの場合はPRオプションを20%とか30%設定してしまえば結構な確率で検索1ページは確保できます。
何度も言いますが、資本があるショップが強くなるようになってますね。「いやいやそんな事ないでしょ?」と言うショップさんもいるかと思いますでも、僕なりの仮説でもありますし、結構自身あります。
先に結論を言うと、使わないと勝てないです。ではどのくらいの料率が良いかはカテゴリーや商品によりますが、間違いなく3%以上は必要だと思っています。特に価格がアッパーな商品程この戦いが熾烈になりますね。
この2つ、似て非なる広告です。ちゃんと課金の仕組みを覚えておきましょうね。
それは売れるからです。これにつきます。そんなの当たり前ですが、よく考えてみてください。
実際に(1)がYAHOOで(2)が楽天のパターンが多いです。僕が言いたいのは、同じ労力をかけてこれだけ広告をかけるなら、楽天にすべて広告費を使った方がリターンが大きいという事なんです。
僕が今日言いたい事とは?
僕としても現在の課題です。
あるクライアント様では商品タイトルを変えただけで売り上げが伸びるケースもあれば、結構綺麗なお店を作っていて、商品名も問題なし、広告もストアマッチやアイテムマッチを回している場合でも売れてないお店も。
なかなか難しいんです。なので僕なりの答えを書きます。
これでも最低限の設定と言った感じです。普通に売るだけで販売か価格の10%~15%は広告で持っていかれると思った方が良いと思います。こう考えると本当にYAHOOショッピングで良いですか?と思います。
これはもう伸びシロの違いです。もし、度のショッピングモールにも出店してない企業は楽天市場から参入。そして売れる感覚をつかんだら販路を広げる為にYAHOOでもAmazonに横展開。
最初にYAHOOに流れてしまうと、本当にECって売れるの?となる事は正直間違いなくて、社内のECへの期待値も薄れてしまいます。
最後にまとめますが、YAHOOショッピングが必要ないと言ってる訳では無くて、最初に出店するモールでは無いよという事なんです。
YAHOOショッピングを最初の店舗としておすすめするケースは「個人事業主」だったり「売れるか売れないか」わからないトライアル的な商品の場合と「季節商品」のような、その時期しか商品の販売をしないお店。
特に果物なんかの販売は向いてますね。旬な果物を旬な時に販売し、それが意外の時は休店でもランニングコストは0円ですからね。
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