今日はECコンサルタントとしての記事となります。楽天に出品したばかりの時に、必ず行き当たるのが売れないという事。もっと言うと人が来ない。せっかく楽天に出店したのに全然売れないじゃん…、なんて言葉は沢山聞いてきました。
そういうショップに限って必ず出来てないのがが…▼
という事….。
まず、出店したばかりで売れない楽天のお店の方!上の3原則を確認してくださいね。TOPページなんて力入れても無駄です。まずやるべき事は上の3つ。これが無いと広告以前の話となってしまいますからね…。
で、上の部分を踏まえた上で、今日は楽天にはどんな広告があって、どうやって使っていけばいいのか?の説明となります。「楽天の広告なんてやった事無いよー」という人は絶対見てくださいね!
楽天の広告と言っても結構な種類があります。純広告と言われる一発物からDEALと言われるポイント特化型。集客専用のRPP広告と実売層と検索ユーザー取り込みの両方ができるクーポンアドバンス。楽天イベントページに特に露出があり、ROAS500%確定のCPA広告。最後にリピート促進のサンキュークーポンシステム。
今日はこのあたりをメインで説明してきますね。これだけ覚えておけばオープン当初のお店はほぼ賄えますからね。
純広告とは何か?という事なんですが、これは約30万~60万程度の広告費がかかります。楽天のメルマガに自分のお店の商品を載せたり、楽天のイベントページに自分のショップの商品を掲載します。
期間もそれぞれで、1日だけの目玉枠とか1週間とか2週間掲載の物もあります。ですが、昔と違って効果がかなり薄いです。今の段階だとROASで100%取れればいい方とすら言われます。なので、純広告はやったらダメですよ!
比較的手軽に始める事ができるので新規出店の店舗はまずコレから始めるべき。CPCも25円~設定可能でCPAを50円以上に設定すると個別にキーワード設定もできる。日の予算も決めることができるので自動運用可能。独自ドメインからやって来たショップはCPCの高さにびっくりすると思います。ですが、郷に入れば郷に従えです。いくらアドワーズでCPA20円で回していようと、楽天のこのCPA単価に慣れていかないと今後楽天内で戦う事が難しいです。
CPC50円設定にして、とりあえず全商品回す。2週間程度データを貯めたらCVRしない商品を除外商品に登録。これだけで最初は良いです。
▲….RPPは楽天検索の上位にお金の力を使って掲載するもの。上の画像で赤い▲の部分を見ると「PR」とあります。これがRPPです。RPPは集客用です。当然、呼びたい検索ワードで人を呼ぶので売りにつながりやすいです。ROASは最低でも150%~をイメージして運用しましょう!売れてるお店だとROASで軽く1000%超えますからね。
おそらく一番売上を作りやすい広告です。自動運用も可能で「集客 + 実売」を狙う事が可能ですが、クーポンと言うだけあって値下げクーポンを発行する広告。
▲…自動運用は勝手に商品をシステムが選んで値下げ率を計算し、運用していくもの。上の画像の赤い矢印部分がクーポンアドバンス広告。実はRPPよりも上部に掲載されます。なので集客としての役割も強いです。
クーポンアドバンスは自動で設定する場合、値引き率が「高」「中」「低」の設定ができて、仮に「高」で運用した場合、約9.7%程度の値引きクーポンが自動発行されますが、ここで覚えて起きたのは「高」で運用したからと言って必ず10%近く値引きにならないという事。
経験上、「高」で運用しても5%程度で済みます。なのでここはよく覚えておきましょうね。手っ取り早く売り上げを作りたい場合は「クーポンアドバンスが1番」だと思います。
これはかなりシンプルな広告。楽天のイベントページ等に自動で商品が露出されます。その広告経由で売れた商品は20%の手数料がかかりますが、それ以外は逆に一切費用は掛かりません。また20%の手数料のみと言う事はROASが500%確定となります。
一見悪くなさそうですが、ちょっと問題もあります。このCPA広告は日の予算設定ができません..。シンプルに「運用する」「運用しない」の設定だけ。商品別の設定もできません。運用する場合、強制で全商品が露出されます。
やってみて思うのは、思った以上に売れない(笑)という事。最初、予算管理もできないので怖かったのですが、ふたを開けると月での広告費は数千円程度…。言い方を変えると破壊力が無いので地味に毎月回しておいていい広告です。ちなみにユーザーメリットはありません。
比較的最近実装されたクーポン機能。サンキュークーポンとは購入してくれた人にサンキューメールと一緒にクーポンをつけてあげる機能。要は新規のユーザーをクーポンを使ってリピーターにする施策です。
RPPやクーポンアドバンスと違って、数少ないリピート施策の広告。強気のショップは「次回使える20%オフクーポン」などの割引率もあります。また店頭に購入してくれた人に事前にバナーで告知も当然OKなので新規の取り込みにも使えます。(商材によりますが..)
集客用広告…▼
リピート用広告…▼
こんな感じでしょうか?
簡単な説明となりましたが、もし楽天にお店を出したばっかりで何もわからない...と言う場合、上の広告から手を出してみるのが妥当です。
ですが、RPPもクーポンアドバンスも商品ページのワードを読み取って関連性を見て、関連が強いワードに自動露出です。なので冒頭で書いたように商品ページ内にテキストが少ないとかは広告以前の問題です。まずは商品ページを作って、そこから広告に流れましょう!
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