楽天市場では、楽天サーチからの売上が全体の7割を占めます。という事は楽天市場で大きな売上を取る場合、SEO対策は避けては通れない事になりますね。
ちょっと話が逸れますが、アマゾンではFBA(アマゾンプライム)商品が全体売上の7割との事です。という事はアマゾンはFBAに登録しないと、売上が非常に取りにくいマーケットという事がわかります。
そして楽天も同じですね。
今日は楽天市場のRMSで見れる「楽天サーチ流入改善」という項目の見方と効果的な使い方を説明します。
から見る事が出来ます。
この項目は自分の商品がどんなキーワードで検索されているのか、どのキーワードから何人ユーザーがきているのか、そのキーワードで検索順位は今何位なのか?という事が確認出来ます。要はSEOでいう自分のポジショニングが確認できるので、ある意味グーグルのサーチコンソール的な役割になりますね。
この画像は弊社のクライアント様のデータなので詳細はお店出来ませんが、絶対に見るべき場所は以下の部分です。
この楽天サーチ流入改善がどのキーワードで攻めれば良いかが一目瞭然です。
ここではいくつかの具体例で説明しますね。
この項目を見ていると気が付く部分があります。それが検索順位が低いけど、それでも結構人が来ている場合です。この場合、そのキーワードで検索順位を上げれば大きな集客が見込めます。メインとなるキーワードを軸として、関連するワードをしっかりと網羅し、検索順位をまず上げていきましょう。
この場合、そもそもキーワードの選定が間違えているケースと、キーワードはあっているけど商品情報が少なかったり、競合に比べて価格が高い為、送料が別にかかる、発送リードタイムが長いなどで売れないというケースが考えられます。
競合は調べればわかりますが、その他の部分はできる出来ないがあると思います。ただショッピングモールで勝ち上がるには、どうしても改善したい場所となるので、出来る所から改善してください。
売れてない店舗様の場合、この状態が多いのかな?と思います。この場合、そもそも商品ページスコアが低いので、色々やらないとダメなのですが、まずは商品名の見直しですね。こちらの動画を参考にしてみてください。
検索順位も低くて人も来てない。モチベーションが下がりますよね。まずはその商品の売れるだろうキーワードを見つけてください。実際楽天の担当に聞いてしまっても良いと思います。また売れるキーワードがわかっている場合、単に商品ページスコアが低いだけです。
その場合は商品ページを作り込んだり、情報をふんだんに盛り込んだり、RPPを使うなどして、まずはなんとしてでも売上を立てましょう。
改めて楽天市場のSEOで大事な事を書いておくと…
となります。楽天市場やアマゾンのSEOはユーザーが便利な事と思って頂ければ間違いないです。特にリードタイムなどは重要項目ですし、在庫保有数もそうです。ポイントやクーポン設定があるかどうか?というのもユーザーの為になりますね。
難しい部分なのですが、SEO対策は鶏とたまごなんです。売れれば検索が上がりますが、売る為に検索を上げないといけないです。そう言った時に広告を使ったり、地道にレビューを貯めたりなど、出来る事を全てやって売上を取りにいきます。
楽天市場の良い所は、一度売れて検索順位が上がってくれば何とかなるという事なんです。なので見方を変えると辛いのは最初という事になります。まずはなりふり構わずうるという事。それが一番のSEO対策になるんです。矛盾はありますが、その為に楽天サーチ流入改善を徹底的に活用してくださいね。
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