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YAHOOショッピングとヤマトフルフィルメントを連携してみたので注意点をまとめてみた。

#EC攻略Blog

弊社もトライアルとは言え、ずっと取り組みたかった自社ECサイトのオープンに漕ぎ着けました。ただし、社内のリソースを考え、外部委託できる所は外部に依頼すると言うルールのもと、受注作業と発送作業はヤマトフルフィルメントに依頼しました。

今回はネット上に意外と説明が少ないヤマトフルフィルメントの説明というか、補足的な記事を書いていきたいと思います。

ヤマトフルフィルメントはまず契約から

では、具体的にヤマトフルフィルメントについて説明をして行きますね。

申し込みは公式サイト、ストアクリエイターから可能

申し込み自体弊社はストアクリエイターから行いました。説明会も出たのですがイマイチ不明な部分も多く、都度電話でサポートに連絡し確認をしました。

ヤマトフルフィルメントの電話:0120-781-200 ※営業時間:9時~18時(定休日なし)

引用:Googleで「ヤマトフルフィルメント 電話」

最初は契約書、その後メールが来るのでちゃんと確認する

↑これがヤマトフルフィルメントの管理画面です。

  • 契約書のクラウドサインメール
  • 初期IDなどのメール

この「初期IDなどのメール」は捨てないで下さいね。実は商品を送る倉庫の住所はここにしか書いて無いんです。後ほどその住所は書いておきます。

まずは初期設定とIDが記入されたメールが来るので、そのメールを確認しながらヤマトフルフィルメントの管理画面にログインして見て下さい。

作業はシンプルで簡単

基本的にやる事は以下の項目となります。

  1. 商品登録
  2. それに合わせてYAHOOショッピングの決済設定
  3. 発送依頼

(1)商品登録

登録自体は簡単です。だた弊社はここで疑問がありました。ヤマトさんの説明会ではJANコードが必要との事だったのですが、弊社の商品はJANを割り当てて無いんです。結論はJANが無くても問題無いです。その辺りも説明して行きますね。

まずは商品登録は上記の項目を埋めて行きますが必須項目自体は少ないです。また先ほど書いたJANの入力は画面上部の「検品コード」がそれに当たります。

以下では必須項目だけ説明して行きます。ここに書いて無いものは必須ではなく推奨項目と思って下さい。

商品コード自社の商品コードを入力。弊社ではYAHOOのページIDを入力
検品コードJANがあればJAN。なければ自社で管理できる任意のコード。弊社では商品コードと同じものを入力。
商品名称商品名、ただし文字数制限厳し目
商品カテゴリー任意で決めてよし、弊社はピアスとイヤーカフで入力。
入り数個数を入力
在庫管理・出庫単位「ピース」「ボール」「ケース」が選択可能。弊社はピースで入力
梱包フラグ「対象外」「エアキャップ包装」など4種類選択可。弊社は透明袋で梱包されているので「透明袋梱包」を選択。
期間管理区分これは賞味期限などがある場合に入力。その期限が来ると返送してくれる。これは便利。
ヤフーFF対象商品フラグヤフーフルフィルメントという意味。YAHOOショップは「対象」
YAHOO商品コードそのままYAHOO商品コードを入力
YAHOO個別コードここはカラー品番を入れる。商品コードが「A」として、カラーが「B」ならそれぞれ、AとBを入力。
バーコード委託これは商品1つ1つにバーコードを貼って倉庫に送る必要があるが、それ自体をヤマトに委託できる。その際1商品「22円程度」

最低限入力が必須なのはこれだけなので、1商品あたりの作業で言うと数分。当然CSVで一括登録もできますが、サンプルデータがないので1商品を登録してからCSVをダウンロードして、あとはCSV登録というフローが良いと思います。

(2)出荷依頼

これはヤマトの倉庫にこちらから商品を発送しますと言う連絡となります。その前にプリントが必要です。

管理画面で「納品依頼管理」をクリックすると上の画像のページに飛びます。ここでも項目別に説明して行きます。

まずは上の黄色いボタンの商品選択で納品したい商品を選びます。その後、以下の部分を入力します。

発注番号任意です。自分達で理解できればOK。
納品予定日おおよその予定日となります。弊社の納品倉庫は神奈川でした。
納品元名弊社会社名
納品元電話番号弊社電話番号
郵便番号弊社郵便番号
住所弊社住所

(3)商品の発送

必要なものをプリントしたら、それを商品に貼り発送です。商品品番毎に袋に入れておくと楽です。その際同じ商品でもカラーで分けて袋に詰める。その袋に納品書を貼ります。それだけです。ただし1枚は段ボールの外に貼るので注意です。10袋あったら9袋は袋に貼り、1枚は貼らないで段ボールの側面に貼る。ちなみに段ボールの上部では無く側面に貼って下さい。

YAHOOショッピングの決済を確認

ストアクリエイター > ストア構築 > カート設定 >配送方法・送料設定をクリックする。

YAHOOショッピングとヤマトフルフィルメントでAPI連携が完了していると下記画像のような設定が出ているはずです。

これはどのお店も同じ場所に出ます。ここで注意が必要

ヤマトフルフィルメントは配送方法固定が出来ない

弊社の場合、アクセサリーなのでネコポスで送料無料にしようと思っていました。ただ電話で聞いて見た所、それが出来ないそうです。出来ないというか、ユーザーには上記画像の設定が出てします。仮にユーザーが宅急便を選択してしまうと弊社がかなり損をするので設定を以下にしました。

  • ネコポス選択時は送料無料
  • 宅急便選択時は通常送料代を請求

これで対応が出来ました。本来ショップの商品名などに送料無料と書きたかったのですが、それが出来ないので、代わりに「ネコポス選択で送料無料」としました。

その他弊社で気になった所まとめ

その他、色々細かい部分が気になりました。それをここでまとめます。

入庫されたかどうかの確認はどこで?

実際にヤマトの倉庫に商品を送った場合、諸々反映されるまでに最大8日程度かかるそうです。そしてその確認方法は、フルフィルメントの管理画面の「納品依頼管理」から「納品依頼一覧」を見ると、右に「未入荷」などのステータスがでてます。ここを確認します。

ヤマト倉庫に納品が済んだ時、何か設定は必要?

はい、これはYAHOOショッピング側で必要です。各商品の編集に入って「在庫設定にひもづくオプション・発送日情報設定」の「ヤマトフルフィル連携」にチェックボックスが表示されるようになります。それにチェックを入れて反映でやっと完了です。

倉庫に商品を預けているけど自社で発送したい場合は?

上記で説明した「ヤマトフルフィル連携」のチェックを外し、かつヤマトの管理画面の商品編集の「FF連携」を対象外にする必要があります。そうすればヤマトの倉庫に商品を預けているけど、一旦は自社発送に切り替えが可能です。

出荷のタイミングは?

ヤマトフルフィルメントの場合、電話で確認した所、当日15時までの注文は当日配送との事。これは嬉しいですね。注意点としては15時までに注文と決済まで確認が取れた場合です。よくある事なのですが、15時までに注文を頂いてもオーソリなどのやり直しで決済が済んでない場合は翌日発送となります。

ヤマトフルフィルメントを選んだ理由

実は結構送料が安く感じました。それはネコポスの送料です。ピッキング、送り状印刷、出荷作業をまとめて対応してくれて送料が「193円」だったかな?端数は忘れましたが、諸々人件費や時間を考えるとかなり魅力的です。

さらには弊社のようなオープンしたばかりのショップでも「優良配送」のアイコンが出ます。これSEOに結構影響するんです。そう言った意味では金額以上に得るものがあるサービスと思った訳です。弊社が休みでも出荷してくれますからね。助かります。

まとめ

商品自体は本日(2022年2月16日)発送しました。この商品が届いて入庫処理されれば、自動で在庫が入り販売開始です。楽しみです。

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