コロナ渦の中、特にリアル店舗を持っている企業がネットショップに本格参入する動きが活発ですね。でもやり方を間違ると中で働いているスタッフが苦労する事になります。
さらにはいらない作業にリソースを取られて思うように作業が進まなかったりも。
今日はどの順番でショッピングモールに出店するのが一番効率的なんだろう?と言う疑問に答えます。すでに出店されているモールもあるかとおもいますが、参考になる部分もあると思いますので、興味がある方は読んで行ってくださいね。
ここでは、実際にどんな順番でショッピングモールに出店していくのが、EC事業部としての売上と効率が良いのかをまとめて行きます。
当然事業でやるとなるとPLなどが絡んできますから、コストだけをかけるという事が出来ませんね。その事も踏まえて書いて行きます。
EC事業部として出店しておきたいモール
なんでかと言うと、ショッピファイは越境ECに対応しております。また当然ですが、日本向けの販売も可能。要はショッピファイを独自ドメインのECサイトとして位置づけます。
また、ショッピファイはWEB APIで楽天市場とつなぐことが出来ます。これが出来る事で、ショッピファイのデータを楽天市場に連携する事が可能なんです。
①ショッピファイを解説
②楽天市場を解説
③ショッピファイと楽天市場をWEB APIで繋ぐ
越境ECとは、国境を越えて通信販売を行うオンラインショップのことです。
https://www.yamatofinancial.jp/learning/start-up/what-is-cross-border-e-commerce.html
越境ECを目指す企業はこの連携は絶対やったほうが良いですね。後々楽だと思います。また、楽天は国内のEC事業者なら絶対に欠かせないショッピングモールです。むしろこの2つだけでも良いくらいです。
楽天は4月30日、越境ECサービス「Rakuten Global Market(楽天グローバルマーケット)」を6月29日で終了すると店舗向けにアナウンスした。
マイナビニュース
なんでショッピファイが楽天市場とWEB APIでつなげることが出来るのか?と言うと、楽天が運営していた海外向けのサービスが終了するからなんです。楽天でも海外は上手く行かなかった訳です。
次に出店を考えるべきはYAHOOショッピングとなります。理由は簡単。楽天市場のショップデータやCSVを活用してYAHOOに商品登録などをするからです。
本当はCSVが使いまわせるのが一番ですが、ちょっと加工をしないとダメですが、何もない状態よりは全然良いですね。またショップのTOPページなどのバナー類も当然使いまわせます。
そして何より、楽天程ではないですが、売れる可能性があるからです。それは以下の記事からもわかってもらえると思います。
Amazonは独特です。特にFBAと言うサービスを使わないと売れないと思った方が良いです。FBAとはAmazonに商品を預けてしまい、アマゾンにすべてやってもらうサービスです。
▼AmazonのFBAについてはこちら
https://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon.html
AmazonでFBAを使うと、商品登録と在庫が切れた時の補充、広告運用程度しかやる事ないです。コスパは良いのですが、それほど大きな売り上げがとりにくい側面もあります。
なので一番最後にしました。
ちなみにあなたのEC事業のPLが月間1000万だったとします。その際、上で紹介したショッピングモールと独自ドメインでは、おそらくこんな売り上げの取り方になると思います。
僕も結構沢山のECサイトをみてきましたが、YAHOOとAmazonは結構近い売り上げになる事が予想されます。
独自ドメインはどの企業もかなり苦戦してますね。僕が担当している大手企業でも苦戦している程です。
楽天がぶっちぎりですし、楽天でほぼEC事業の売上確保となると思います。会社によっては、楽天で3店舗出すなんて事もしている位です。
よく聞くのが、コストが少ないからYAHOOからだそうという話。正直その時点で判断は間違ってます。10時間作業した時に対する費用たいはダントツで楽天市場です。
まずは売れるショッピングモールで流通を作り、そのフローやデータをもって売上の小さなモールに最小のリソースで挑む。そうしないと人的リソースばかりかかって赤字になりますからね。
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