今日は自身の経験も含め、ネットショップ事業者の方が一度は頭を悩ませる越境ECについてまとめて行こうかと思います。
越境ECはやる?やらない?と言うより、今後スタンダードになると思っています。ですので結論からするとやったほうが良いというのが僕の考えなのですが、単に越境ECと言っても手法は様々。
ここでは越境ECに参入する為の方法をいくつかご紹介します。
実はこれ、僕が某大手の料理教室で働いていた時に試そうと試みた方法。当時はトランス・コスモスと言う会社が越境ECの委託をしてた。
一見よさそうなこの方法。
当時は、リスクも少なく越境の売れ方を見るには良いね!という事で話を進めていたんですが、契約書が法務部で引っ掛かりダメになりました。
上のリストの④の部分で、契約書が結構ひどくて、何から何までこちらの責任と言う契約書だったんです。これならやらないほうが良いねという事で辞めたのを覚えています。
当時は中国市場を狙っていました。その時、中国出身の社員がいたので、その人経由で中国でも有名なTモールやタオバオを調べていました。
海外のモールって日本のショッピングモールの楽天市場やYAHOOショッピングと違って出店料が凄く高い。そもそも検討の余地もないくらいの価格で断念。仮に出店したとしても管理画面の言葉も壁も大きく、やらなくて良かったです。
これは比較的現実的な方法。
日本のAmazonのURLは「Amazon.co.jp」ですが、アメリカのAmazonのURLは「Amazon.com」
実は結構簡単に越境に参入できるし、アマゾンはアメリカでの知名度は抜群。でも、やっぱり当時は中国やアジア市場を狙っていたので一旦保留に。
個人的にはサイトの言語の問題もクリアできるのでお勧めです。
皆さん、知らない人もいるかと思いますが、楽天市場に出店すると、設定で楽天グローバルストアという所に出店が出来ます。(自動生成)
で、この記事を書きながら調べていたら「楽天グローバル」終わってますね(笑)
楽天は4月30日、越境ECサービス「Rakuten Global Market(楽天グローバルマーケット)」を6月29日で終了すると店舗向けにアナウンスした。
https://news.mynavi.jp/article/20200430-1026863/
多分なんだかんだでこれが一番だと思っています。独自ドメインで越境ECをやろうとするといくつかの問題をクリアしないとダメですよね?
独自ドメインで越境ECをやる時の注意点
大まかに分類すると上記の4点は絶対クリアしないとダメなところ。特に配送に関してはEMSとか使えば問題ないし、海外の人は送料がかかる事をわかっていて購入してくるので問題ないと思っています。
一番大事なのは①と②ですね。
特にこの部分がしっかりしてないと売れるものも売れません。なので一番は越境ECに長けたショッピングカートをレンタルするのが一番なんです。
いくつか思い当たるショッピングカートを見てみましたが、Shopify(ショッピファイ)が一番良い…と言うか、Shopify(ショッピファイ)しかないんです。
僕もここで初めて知ったんですが、ショッピファイって楽天市場と連動するんですね!なので楽天はグローバルマーケットを閉じたんですね。
ショッピファイのメリットは何といっても⑧だと思います。ここまで対応してるのはほかにないですね。部分的に多言語に対応してるショッピングカートあると思うんですが、この国はこのショッピングカート、こっちの国はこのショッピングカートなんて分けてられないですし、コストが無駄にかかりますね。
そういった観点から独自ドメインで越境ECやるなら「ショッピファイ」しかないなーと言うのが本音。
初期費用0円!
14日間の無料トライアル
クレジットカード手数料が業界最安レート
販売手数料なし ・楽天市場との連携開始 ・豊富な拡張機能の数
ちょっと下手な考え方ですが、14日の無料トライアルがあるので、登録して、実際使ってみてそこで判断すれば良いと思います。
上がショッピファイの料金表です。現時点でドル円が104円なのでベーシックで月額3千円程度です。屈託なく思う事はここまで機能が揃った状態で楽天とのシステム連動付きで3万は全然高くないですね。
また、越境ECに対応する事で売り上げの可能性は青天井となるので、ここで渋るくらいなら越境はあきらめましょう。多分、この金額が出ないとより集客とかの広告で苦労します。
まさか楽天のグローバルマーケットがサービス終了するのは驚きでした。越境ECをAmazonでやるのもありですが、本気で伸ばすなら独自ドメインだともいます。とはどうやって集客するか?ですが、そこはショッピファイがある程度はしてくれるはず。
越境ECは売上的に夢があって良いですね!
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