SNS集客×ECモール強化、そしてブランディングまで
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私が考えるECモールの売上の上げ方。(弊社営業目線)のお話

#コラム

 こんにちは。営業のおざわです。今日は『今の時代でECモールの売上を上げるには?』をテーマに書いていこうと思います。今回も苦戦していますが、ECを運用している方には共感してもらい、そしてECやってない方にも!なるほど〜と思ってもらえたら嬉しいです。ここまで読んでくれた方は必ず、最後まで読んで、Xで私に感想を送ってください。よろしくお願いいたします^^

ECモールとは

 まず、そもそもECモールとはなんぞや。。?と思う方もいるかと思いますのでお伝えします!ECモールというのは、たくさんのショップや会社が1つの大きなサイトに出店している、言わば、インターネット上の百貨店・ショッピングモールのようなものを指します。自分たちが直接インターネット上で場所を押さえてお店を出すのではなく、テナントとして借りている状態です。有名なところで言うと、楽天市場・Amazon・Yahooショッピングですかね。皆さんも使われることが多いのではないでしょうか?1つのサイトでさまざまないお店の商品を比較できるので、便利ですよね。

ECモールのデメリット&メリット

 出店者目線でECモールもメリット・デメリットについてお話しします。

 <メリット>

 圧倒的な【集客力】

 ECモールの一番大きなメリットは、やはり集客力です。楽天市場やAmazonには、すでに多くの人が買い物目的で訪れているため、知名度がまだ高くないブランドでも、商品を見てもらえる可能性があります。

特に立ち上げたばかりのショップや新商品の場合、まず見てもらう・知ってもらうこと自体が難しく、苦戦する部分になると思いますが、ECモールであれば最初から人が集まっている場所で勝負ができるのは大きな強みです。

また、楽天のスーパーSALEやお買い物マラソン、Amazonのプライムデーなど、モール側が用意してくれるイベントも多く、普段はなかなか見てもらえない商品でも、一気に露出が増えるタイミングがあります。

 信頼がある

 消費者目線でいうと、大手モールは広く認知度が高く、ブランド力がそのまま出店ショップへの信頼につながり、かなり安心感があります。つまり、ショップ自体があまり知られていなくても、モールのブランド力によって、安心感を持って購入に進むことができます。また、レビューの評価が高ければ、より安心感が高まり、購入につながるお客様も多くなってきます。私自身、楽天でよく買い物をする際、レビューを気にすることはあるのですが、ショップを気にしたことがないです。きっと皆さんも同じではないでしょうか。

 始めるハードルが低い

 自社サイトを始めるより、ECモールでの出店はかなりハードルが低いです。なので、モールからまずは始めてみよう!という企業さんも多いです。自社でECサイトを立ち上げる場合よりも、初期費用やリソースを抑えて始めることができるからです。実際、私たちがお話しさせていただく企業様でも、まずECモールから参入してみて好調であれば、自社ECの立ち上げを検討されるケースは少なくありません。また、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECモールであれば、ショップごとに担当もついてくれて運用のサポートしてくれることもありますね。

 <デメリット>

 手数料・広告費が高い

先ほどお話しした【始めるハードルが低い】というメリットの反対になりますが、ECモールでは、売上を作るためにさまざまなコストが発生します。

出店料や販売手数料に加え、売上を伸ばそうとすると広告費やセール参加する際の割引も必要になる場合も多く、思っていたより利益が残らないと感じることもあります。

特に、売上は伸びているのに、思ったほど利益が増えていない・・・と感じる出店者さんも結構います。ECモールは、始めやすく売上を作りやすい反面、使い方を見極めないと利益が残りにくい側面もあります。

 価格競争に巻き込まれやすい

消費者目線でいうと、ECモールはさまざまなショップの商品を1つの画面で比較・検討できることが大きな強みですが、出店者目線ですとこれらがデメリットになり、価格競争に陥りやすいと言うのが挙げられます。同じ様な商品がいくつか並べられている中で、選ばれるために価格を下げることも対策の1つです。また、ECモールではセールなどのイベントも行われており、参加していないと上位に表示されない場合もあります。

 顧客が「自社の資産」になりにくい

ECモールで商品を購入すると、そのショップではなく、ECモールで購入したと言う認識になりやすいです。皆さんも楽天・Amazonで購入した先、ショップ名を覚えていますか? 私も含め、覚えていない方がほとんどだと思います。ショップ名・ブランド名が記憶に残らないこともデメリットの1つです。ECモール内でのルールがあり、独自で施策を行うことも難しいです。また、顧客情報にも限りがあり、メール・LINEなど直接アプローチができず、自分たちの資産になりにくいのが自社ECと比較した際のデメリットになるかと思います。

今と昔で違うこと

実はECモールは年々複雑化しており、今と数年前では運用の仕方がかなり変わってきています。今と数年前とでは、「同じモールなのに、やることが全然違う」と感じることも多いです。

EC市場自体は、1997年以降ずっと右肩上がりで成長しており、2025年以降もこの流れは続くと言われています。ただ、市場が伸びているからといって、出店すれば自然と売れるという時代ではなくなっています。

市場が大きくなっている分、参入する企業も増え、ECモール内の競争は年々激しくなっています。その結果、ただ商品を並べているだけでは、なかなかお客様の目に留まらなくなってきました。さらに最近では、モールごとに求められる運用ルールも増えています。例えば、楽天市場では2024年7月から「最強翌日配送」が始まり、Yahoo!ショッピングでは2021年2月から「優良配送」が導入されました。

こうしたルールに対応しないと、そもそも検索結果で表示されなかったり、お客様に選ばれにくくなってしまうケースもあります。昔のように出品してお客様に見てもらえるのを待つのはなく、今はモールのルールを理解したうえで、どのように運用するかまで考えることが求められる時代になっています。

今のECモールで売り上げを取っていくために必要なこと

 今のECモールで売上を作っていくためには、モールの中だけで対策をしないことが、以前よりも大事になってきていると感じています。というのも、ECモール自体は成長し続けている一方で、出店している企業や商品も年々増えており、モールの中だけで勝ち続けるのは簡単ではなくなってきているかららです。

状況によってはやっていることは変わっていないのに、売上だけが落ちるということも起こり得ます。だからこそ今は、ECモールを使いながらも、外からお客様を呼ぶことが重要になっています。SNSなどを通して、先に商品やブランドを知ってもらい、選ばれる理由を作ることが大事です。

私たちは・・・!

 私たちはECの支援をしている会社ですが、他社と違うポイントがSNS、ECモール、自社サイトなど、サイトの括りなく、一気痛感でサポートしています。どこか一つのサイトだけを見るよりも、それぞれをつなげて考えた方が、結果につながりやすいです。

例えばSNSだけを運用しても、その先でECに繋がっているのか、どこでお客様が離脱してしまっているのかが分からないままになってしまいます。私たちが一番大切にしているのは、施策をやること自体・インプレッション数ではなく、きちんと売上につながっているかどうかです。売り上げを伸ばしたいけどそもそもどこに課題があるのかわかっていない、SNSもECも最適化していきたい企業様、ぜひお声かけくださいませ^^。

ライター:おざわ

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