
株式会社トゥエルブのやまねです。昔からずっと感じてる事があります。それは「言葉」についてです。漢字なんかもそうなんですが、実は学生時代を振り返って言葉という物をあまり勉強する機会がありません。これに関しては個人的にかなりのリスクを感じています。
言葉ってなんなんでしょうね?不思議ですよね。
人を安心させたりイライラさせたり。言葉の使い方って本当に人それぞれ。でもよく考えて見てください、言葉からくる感情の隆起って本当に多くないですか?
昔の話ですが、僕は20代の頃、アパレル企業で販売スタッフをしていました。もう20年も前ですね。僕はメンズアパレルブランドだったのですが、当時の接客は凄かったんですよ。お客様が入店したら「即接客」という流れ。わかるという人もいるかと思います。
それはアパレル時代の「最初の入り方」です。皆様もよく耳にした事がある「よかったら試着できますよ」とか「サイズありますのでおっしゃってくださいね」などのフロントトーク。当時のアパレル業は個人売上至上主義でした。と言う事は「この入り方が重要」となります。
僕が当時思ったのは、ほとんどの人が「このフロントトーク」で入店の9割を逃していたんです。接客って最初に話してもらわないと売上に繋がらない、そして9割を逃す。まるでECサイトのCVRみたいですね。
僕がフロントトークで使ってみたのは以下となります。(若干記憶が曖昧ですが、、)
これを通路に通る人に無作為に話しかけてました。結果他の人は購入率が低いのにも関わらず、僕は吉祥寺パルコという当時集客が弱い館だったにも関わらず、ブランド売上TOP3には常に入ってました。
相手の感情を読み取って、適切な言葉を渡す。そしてその受け取り側の気持ちまで適切な言葉で表現出来る、だと思っています。言葉は「怒らせるコツ」を覚えると、逆に「好かれるコツ」も見えてきます。言葉の並べ方では「高い物も安く」見せる事もできます。SNSではバズる事もできます。これは全て言葉の力だと思っています。
言葉だけのメモがあったとします。誰が書いたか?も不明な「ありがとう」だとあまり感情の隆起が起きません。でも大事な人からの「ありがとう」は刺さるモノがあります。そうなんです、「誰が何を言うか?」が実は大事です。まるでSNSのコンセプト設計みたいですね
自分をよく知り、言葉をよく知る。実はこれが人生の成功例だと思っています。さらに言葉を使いこなすと「自己形成」さらには「文化形成」がしやすいです。私はこんな人間だ!を違和感なく周りに伝える事ができ、自分の立ち位置を確率する事ができます。仕事での成果も出しやすいです。それだけ言葉は最強の武器だと思っています。
ここまで述べた通り、言葉の使い方次第では9割のお客を逃すのか?そうではなく仕事で成功出来るのか?位大きい違いが出ます。だからこそ、昔も今も言葉をしっかり勉強しない時代に不安を感じます。SNSは主観の塊です。それが当たり前になると、俯瞰的に自分を見る事は愚か、それが当たり前だと感じます。今のワークライフバランス論争なんてその際たるだと思います。
だから僕は言葉を常に勉強します。
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