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YAHOOの優良配送はどの位SEOに対して重要なのか?と言うお話

#EC攻略Blog

久しぶりの更新になります。株式会社トゥエルブの山根です。

最近は新入社員が入ったり、新しい取り組みをしていたりと忙しい毎日を送っておりました。そんな中YAHOOショッピングから重大発表が6月にありました。それはPAYPAYモールとYAHOOショッピングが統合すると言う事、そして優良配送と言うものがかなり重要になりますよ、という事でした。

PAYPAYモールとYAHOOショッピングの統合

YAHOOの営業担当の方に聞いた話だと、YAHOOが目指すスタイル自体をアマゾンに近いものとしています。またPAYPAYモールのユーザーの7割がYAHOOショッピングのユーザーであった事を考えるとPAYPAYという存在がお客様にとって分かりにくくなっていた事もあり、統合になるそうです。

PAYPAYブーストの3%の廃止

これは出店者に対しての事ですが、PAYPAYのお店はYAHOOショッピングに比べて優遇されていました。それが廃止されます。確かに今って、YAHOOショッピングで検索しても上位はほぼPAYPAYのお店ですからね。ユーザーから見ても、YAHOOショッピングの出店者からみても「なんだかな」ってん感じですよね。

優良配送設定がより重要になる

「優良配送」は、ユーザーへの最短「お届け希望日」が「注文日+2日以内」、出荷遅延率が一定水準未満という条件を満たした表示に専用アイコンを表示する取り組み。 「安心かつスピーディーなお届けである配送」を意味するという。 消費者に対しては、検索結果上位に「優良配送」対応商品を優先表示している旨のテキストを表示。

https://netshop.impress.co.jp/node/9885

そもそも優良配送自体なんだ?と思っているYAHOO担当の方はちょっとまずいので上記の記事を読んでくださいね。アマゾンで言えばプライムです。

要はYAHOOでも配送の速さやキャンセル率を最重要として見ます。そしてその設定ができているか?から始まり、実際の数字をもとにSEOに大きく影響しますというものです。

以下、8月以降のアルゴリズム


優良配送
優良店
販売量と高口コミの割合
PRオプション
プロモーションパッケージ

弊社自体はPRオプションと言う物に大分懸念を持っていました。そのPRの重要性が下がるのは良いと思います。あとは優良配送という事を意識しすぎて、予約販売や季節要素の商品を蔑ろにしなければとても良い施策とも考えます。

とくに 転売をメインとした副業的なユーザーを制圧する意味もあり、多少はマーケットが健全な方法に動いてくれう事を願います。

ヤマトフルフィルメントに誘導させる意図もある

当然と言えば当然ですね。あえて触れる必要もないですが、YAHOOの意図としてはこれもあります。ただヤマトは弊社でも活用しており、大分使い勝手も良く重宝しております。

土日が休みだと土曜日は優良配送が外れる

これどう言う事かというと、有料配送の基準はお客様がご注文をした日から「+2日」でお手元に届く子をと意味します。通常土日は企業がお休みなので、配送も止まる部分が多いです。そうなると優良配送の設定をしていても日付換算で土曜日は優良配送が外れます。時には日曜日も外れます。設定によりますが。

日曜日に有料配送が外れるはかなり危険ですよね。そう行った意味でもヤマトなどを使わざる得ない状況を作っているのはあると思います。

まとめ

今日は運営者目線でブログを書いてしまいましたが、これ購入者目線でいうととても良い改善になります。そう行った意味ではYAHOOはまだまだ伸びるのでは?と思っています。期待したいですね。

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