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楽天市場やYAHOOショッピングでなぜサンキュークーポンが効果的なのか?を数字を元に解説します。

#EC攻略Blog

こんにちは!

多分この記事を読んでくれている人は恐らく楽天市場かYAHOOショッピングの運営をされている方だと思います。今日はクライアント様にもよく聞かれる事の1つ、ECショップのサンキュークーポンについてちょっとだけ記事にしたいと思います。

皆さんのショップはサンキュークーポンは配ってますか?商材にもよりますがサンキュークーポンって比較的有効であり、且つ終わりがない施策となります。また、新規ユーザーが多ければ多いほど今すぐにでも始めて欲しい施策の1つです。理由はこれから解説します。

楽天市場やYAHOOショッピングでなぜサンキュークーポンが効果的なのか?

これを話す上で先に解説しておかなければいけない事があります。それは認知度というものです。

よくあるケースでは、たまにクライアント様がこう言います。「うちは認知度は比較的あるからわざわざサンキューークーポンを配らなくても人は比較的来てくれるんですよ。。」

ここに大きな落とし穴があります。みなさんコカコーラは知ってますよね?言わずと知れた日本でも海外でもトップの飲料メーカーです。でも考えてみてほしいんですが、そのコカコーラ、いつ飲みました?

認知度と購入率はイコールにならない

そうなんです。コカコーラを知っているから毎日飲むか?それとも1週間に1回飲むか?と言われたらそんな事はない訳です。ちなみになのですが、本当か嘘かはわかりませんが、年間で一人あたりがコカコーラを飲む回数は2回だそうです。たったの2回ですよ、あのコカコーラでさえ。びっくりですね。

サンキュークーポンは購入見込み者の引き出しにその商品を入れる作業

上記の通り、コカコーラを知っていても、購入する回数はかなり少ないです。理由は色々あると思います。気分的に違うものが飲みたかったり、たまたま近くになかったり、食べている食事に合わなかったり。

ですが、そこにちょっと割引が効いたクーポンが手元にあったらどうですか?すぐにほしいユーザーには効果は薄いかもしれませんが、数日中には購入しようと思っているユーザーは少なからずお得だからこのクーポン覚えておこうと思うはずです。

その時点で、そのユーザーの選択肢の1つになれる訳です。特に消費財は特にですね、別その商品でなくても類似商品は世の中には沢山あります。特にこのお店でなくてはダメという事自体、今の消費社会ではぼほないですよね?

サンキュークーポンを配る事でお客様の頭に自分のお店の目印を打つ的が事ができる訳です。

実は数字的に損はしないサンキュークーポン

これは、ある楽天市場店の新規とリピートの客数と平均単価です。

実は新規購入客に比べて、リピート購入客の方が客単価が高いです。また、リピートユーザーは皆さんが想像する通り、新規ユーザーに比べて広告費が安くなります。さらに上記のように1回目に比べて2回目以降の方が、客単価が高くなる訳です。これだけでもリピーターの存在は大事という事がわかります。

特に楽天市場だけで行ってしまえば、1回目の購入単価に比べて2回目は約1.3倍から1.5倍の客単価になります。サンキュークーポンで3%や5%のクーポンを配ったとしても元は取れる訳です。

サンキュークーポンの必要性をわかってもらえたでしょうか?

全ての商材においてサンキュークーポンが効果的ではないので注意

逆にサンキュークーポンが効果をなさない商材もあります。それはショップのアイテムに統一性がない場合です。一番効果あるのがリピート商材とすると、その逆になりますね。またキャンプ用品みたいな、次から次へと違う商品が欲しくなる商材はまさにベストですね。商材に統一性がなく、リピートもしないような商材は効果が大分薄くなりますので注意が必要です。

ざっとECショップにおけるサンキュークーポンの特性を説明するとこんな感じです。

まとめ

サンキュークーポンは商材によってはすごく効果的です。そのくらいECにおいてリピーターの存在はかけがえのない物なのですが、闇雲に配ると単に利益を圧迫しますから注意です。

ではまた次回!

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