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YAHOOショッピングのRPオプションとストアマッチの大きな違いとは?ショッピングモールは広告が起爆剤になる。

#EC攻略Blog

ここ最近、弊社でもYAHOOショッピングのECコンサルタント、店舗運営代行の依頼が増えいていて、その中でクライアント様とやりとりしている時によく聞かれる事をちょっと記事にしようと思います。

特にショッピングモールはお客さんの取り合いになります。そこで力を発揮するのがショッピングモール内の広告なんですが、広告って適切に使わないと本当に無駄打ちになります。今日は意外と違いがわからないPRオプションとストアマッチの違いを弊社なりの解釈で書いてみようと思います。

その前に。

YAHOOショッピングの特徴

コロナ禍になり、個人の方から大企業に至るまで、本当にEC事業に参入してくる方が多いです。その時に必ずといって良いほど選択肢の1つになるのがYAHOOショッピングです。

なぜYAHOOショッピングを選ぶのか?

販売手数料が0円

それは販売手数料が0円だからです。販売手数料とは、1商品売れるたびに販売価格の数%をショッピングモールに持っていかれますね。その際たるが楽天市場です。楽天市場は出店プランにより、販売手数料が変わります。なんとなくの計算ですが、3%〜5%程度と思っておくといいと思います。

YAHOOショッピングはこの手数料が0円なんです。確かにこれは魅力ですよね。

出店料も0円

YAHOOショッピングの場合、出店料も0円です。また楽天市場で例えると、頑張れプランの場合、月額19,800円となり、最低でも半年契約となります。スタンダードプランになると月額約5万円。なかなかバカにできない金額ですよね。

さて、YAHOOショッピングはこの出店料も0円なので、比較的0円に近い状態で出店ができます。当然売れなければ月のコストは0円となるため、色々な方に選ばれている訳です。ただ、YAHOOショッピングも営利企業です。当然どこかで利益を出さなければ運営自体ができません。答えはこれから書いていきますね。

PRオプションとは?

商品別、商品全体にかけられるある種広告みたいなものです。正確にいうとこのPRオプションを使うと自分のお店の検索がブーストし、上がりやすくなります。または上がっていきます。

ただし、設定したその日からPRオプションで設定した料率が広告料としてYAHOOショッピングも持っていかれます。ある種販売手数料みたいですね。

PRオプションのメリット

それは、検索が上がるという事と、料率によっては以下の特典があります。

1.0%CRMツールSTORE’s R∞(ストアーズ・アールエイト)の設定が可能となります。会員向け価格の利用が可能になります。
3.0%PRオプション ターゲティング機能:ソフトバンクユーザー・ワイモバイルユーザーを対象に+2%以上の料率の効果を上乗せします。
5.0%PRオプション ターゲティング機能:Yahoo! JAPANカード会員を対象に+2%以上の料率の効果を上乗せします。優良店の場合は “(3)PRオプション料率((1)と(2)の大きい方)” に対して、1.1~1.5倍の倍率を乗じます。※
7.0%PRオプション ターゲティング機能:Yahoo!プレミアム会員を対象に+2%以上の料率の効果を上乗せします。
10.0%PRオプション ターゲティング機能:Tポイント保有ユーザー・PayPayボーナス保有ユーザーを対象に+2%以上の料率の効果を上乗せします。
12.0%PRオプション ターゲティング機能:Yahoo!ショッピング新規ユーザーを対象に+2%以上の料率の効果を上乗せします。

Yahoo!ショッピングを利用されるお客様の中には、Yahoo!プレミアム会員に登録されているお客様など、購買意欲が高い優良顧客と言われるお客様が存在します。

「ターゲティング機能」を利用することで、上記のお客様が検索結果やカテゴリリストを閲覧した際、貴ストアの商品情報が、設定された「PRオプション」料率に+2%以上の料率の効果を上乗せすることで、通常の「PRオプション」よりさらに上位に表示されやすくなります。

https://store-info.yahoo.co.jp/shopping/toolmanual/proption/i/1613.html#1

ざっと説明すると、これがPRオプションのメリットになります。検索も上がり料率によってはポイントまでつくという事です。

PRオプションのデメリット

それは、ただPRオプションを設定してもSEO効果は少ないという事です。どういう事かというと、商品名などのキーワード選定がしっかりされてないと、いくらPRオプションを設定しても検索自体上がりません。

実はこれがすごく大事。よくあるのが、自分のお店の商品名がはいっていて、検索されるだろうキーワードが少なかったり、商品名自体にはいってないかったり。。

これだとPRオプションをいくらかけて無駄打ちになります。これは本当に注意が必要です。

ストアマッチとは?

PRオプションと良く対になって聞かれるのがストアマッチです。

ストアマッチはPPC広告(ペイパークリック)ですので、商品売れても売れなくても1クリックされたら広告費としてお金がかかります。

ストアマッチのメリット

それは即効性と出面にあります。ストアマッチは検索まどでユーザーがキーワードを入れたら、その下に[PR]商品として露出されます。PRオプションがじわじわ検索で上がるとは別に出稿したのその日から検索上部に露出されます。これが最大のメリットですね。

ストアマッチのデメリット

それは商品が売れても売れなくても広告がクリックされた時点でお金がかかるという事です。PRオプションは売れなければ費用がかかりません。ただ、上がってくるのに時間もかかります。ストアマッチはその日から検索上部にでます。

PRオプションとストアマッチを比べる

項目PRオプションストアマッチ
露出じわじわ検索で上がる検索結果の上部に表示
金額商品が売れたら広告がクリックされたら
メリット料率によってはポイントがつく出稿したその日から検索上部
デメリット効果が出るまでちょっと時間が必要商品が売れなくても広告費
その他商品名が大事最低入金額がある

こうやってみると、どちらがいいか?でなくて、ショップの成長段階に合わせて使い分けるのが良いと思っています。季節商品やまず売上が欲しいという方はストアマッチの方が適してますし、毎月安定した売上を確保したい方はPRオプションの方がどちらかと言えば向いてますね。

まとめると

よくどちらを使えば良いですか?という質問を頂戴します。それに対しての答えは双方を使い分けるといった解答になります。特にYAHOOショッピングは楽天市場に比べて集客がやはり弱いです。なのでこう言った広告の使い分けをしっかりやる事が成果への近道だと思っています。

YAHOOショッピングの店舗運営でお困りの方は、お気軽に弊社にご相談くださいね。

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