前回楽天市場の広告の種類と使い分け方を書きました。今日はYAHOOショッピングの広告の説明です。YAHOOも楽天と同様、自動広告で結構賄う事ができますし、むしろ純広はYAHOOショッピングのほうがいいのでは?とすら思っています。
なので、今日はYAHOOショッピングの自動広告について、どんな広告があってどんな意味があるのか?をちょっと説明していきますね。
ざっと覚えておきたい広告の種類は6種類です。では説明していきますね!
▲…これはGoogleで言うとアドワーズ、楽天市場で言うとRPPとなります。要はYAHOOショッピングの検索窓で検索した時に上位表示してくれる広告。しかも楽天市場よりも性能が良く、CPCも低く抑えることが出来ます。確か20円程度から入稿が可能です。クリックされたらお金を払うという成果報酬型の広告です。それ以外のお金はかなりません。
上の画像の所に赤い矢印があります。これがストアマッチをつかって検索の上位に自店のアイテムを表示させた状態です。これとは別にアイテムマッチと言うのもあります。非常にコスパが良く、オープンしたてのショップでも検索上位に出す事ができるので効果的。
これは1のストアマッチと同じような広告です。では何が違うか?と言うと、商品ごとに%を設定して、売れたらその%分の手数料を払う広告。で、%を設定すると何になるかと言うと、検索で上位に来ます。
ストアマッチと大きく違うのは、ストアマッチは検索の最上位に出ますが、クリックされた時点でコストが発生するペイパークリック型の広告。プレミアムオプションはあくまで普通に検索した時に、%によってどのくらい上位に来るか決まるもので、クリックされてもコストは発生せず、あくまで売れたら設定した%分のコストが発生するという違いがあります。
一見違いがそこまでなさそうな広告ですが、自然検索で上位に持ってくるか?広告割り切って最上部に出すか?の違いとコストの発生地点が違います。ともに完全に集客用の広告となります。
これは、ヤフーショッピングディスプレイネットワークの略です。簡単に説明するとYAHOOショッピング内であればユーザーが見た商品をクッキーに記憶させて追撃するもの。要はリタゲですね。
また競合や類似点を指定することができ、その競合の商品の下に自分のお店の商品を出す事ができるのもこのYSDNの面白い所。そこまで破壊力はないのですが、地味に周知目的としては効果あります。
YSDNはYAHOOショッピング内でのリターゲティング。YDNはYAHOOディスプレイネットワークの略で、YAHOO検索全体をリターゲティングします。なのでYAHOOショッピングにいながらYAHOO検索の外からユーザーを呼んでくることが出来る訳です。
YAHOOショッピング内である程度売り上げが取れた時、次の広告の柱として資本を投下していきたい広告です。完全に集客用の広告です。
これはYDNとは違い、Googleのリスティング広告です。楽天には無い広告ですね。YAHOOショッピングは上の5パターンですべての検索に広告を出す事ができます。それが魅力でもあるし、楽天と違って検索の会社って感じですね。
ソリューションパッケージもやるとわかりますが、それなりにCPCもよくCVRもいいです。YDNやソリューションパッケージを運用すると、楽天のRPPがちょっと馬鹿らしくなるのは言うまでもないです。
YAHOOショッピングの良い所は純広告と言われる入稿型の広告もそれなりに効果あるし、なにより楽天よりも詳細なデータが見る事ができるので、社内で報告が必要なときとかはとても助かります(楽天がひどいだけですけどね…)
一番効果あるのがゾロ目と倍々ストアの広告。ともに入稿は必要なく手軽で、それなりにインプレッションが取れます。当然売れるケースも多い。なので興味がある人はちょっとやってみて下さいね。
これはもう商品によりますが、理想としては売上の3%~5%程度がベストです。でも出店したばかりの店舗は集客用とリピート施策同時に必要です。なので時として10%程度なる事ももあるし、使ってる店舗さんだと20%と言う店舗のもいます。
売り上げを取りたければ広告はゆくゆく減らしながら、今使っているのは集客なのか、リピート施策なのか?を理解してお金を使っていきましょうね!集客が必要なのにストアマッチを減らしたらコストも減りますが来店客数も減ります。
なので、その場合はちゃんとYAHOOショッピングの検索で撮りたいワードで上位表示されているか?のリサーチが大事。間違えないようにして下さいね。
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